「ショートショート」を含む小説

志段味図書館で行われた、虹乃ノランさんと松原凜さんが講師のワークショップで書いた下手な作品

真子のスマホに届いた、全く見覚えのない送信者から届いた謎のメール。 『本日、あなたにとって一生に一度のラッキーデーです。思わぬチャンスが舞い込んでくるでしょう』 誰かのイタズラだ…

1歳7ヶ月を迎える息子は最近、寝るときにひたすら天井を向いている。父親である私はもしかしたら天井に何かいるのではないかと思い、意を決して見てみるとそこには何もなかった。そう、天井…

　荻島直啓はテストで赤点を取った。その原因は寝惚けていたいう本人にとっては恥じるものだった。また赤点を取ったことすら学校の人間には伝えていないかった。だが初対面のはずの別クラスの…

俺の方が長生きするって言ってたのに！

　彼女が風邪で大学を休んだ。 　僕はお見舞いの前に差し入れを買いに行く。 『何か買ってきて欲しいものある？』 『愛と優しさがほしいです』 　……どういう意味だ？ 　まったく意味が…

レズビアンの夢乃は、パートナーに振られてバーで酒を飲んでいた。 そこに、コンカフェ嬢のありすが泥酔状態でやってくる。 そんな一場面を切り取ったお話です。

ニューヨークの地下鉄の中、二人の青年が仕事帰りに話しをしていた。 いつもは当たり障りのない話なのだが、今日に限って一人が地下鉄には幽霊がいるのだという話をしはじめた。 する…

一話完結。おやつ代わりにさらっと読めちゃう、ほんわか系ショートショートです。

これは私たちのよふかしの話

とあるファーストフード店の中心で、ハンバーガーは叫んだ。 「お前は良いよなあ、糞が」 彼は羨望の眼差しで僕を見つめていた。 チーズ一枚が分厚い壁となって僕らの間に立ちはだかる…

「信じるか信じないかはあんたの自由だが、自分が作る未来を信じなきゃ、何も始まらんとだけ言っておくよ」

過疎化が進んだ無人の村。そこには、夜になると人を怪物に変えるという伝説があった。好奇心からその村を訪れた涼介は、井戸の底に隠された恐ろしい秘密を知ることになる。しかし、真実を知っ…

ほぼ3000文字以下。最初だけ決めて書きはじめ、最後は自分でも驚いてます。こんなラストなんだ！ って。 まずは読んでみてください。オススメです↓ 「翻訳の国」 　https:/…

我々は衝撃の真実を知ることになる

不老不死細胞である癌細胞が組織化する進化を遂げた。彼らは人間の個体を乗っ取り、キャンサー・パーソン（癌人間）が誕生した。醜い外見と引き換えに人類は念願の不老不死を獲得した。キャン…