テストで赤点を取ったら見知らぬ別クラスの女子から勉強会に強引に誘われて戸惑っています。
陸沢宝史
本編
七月の青空から日が窓を通って昼休みの教室に入り込む。
一の一教室には昼食を食べる時間は終えた生徒たちの声が飛び交っていた。
僕は自席に座り顔を歪めていた。数日前に一学期の期末テストが返還された。大半の科目は高得点だった。だが最終日の五日目に行われた科目だけ全て赤点だった。その日だけ寝不足でテストを寝惚けて受けてしまった。その結果問題の多くを誤読したらしく誤解答が積み重なってしまった。くだらない理由すぎて、赤点を取った事情を誰にも打ち明けられずにいた。
背中側から僕の肩が一回叩かれる。叩き方は優しいかった。用がある友達が叩いたのだと思った。声をかけたほうが早い気もするが。
僕は後ろを振り向く。後ろには一人の女子生徒が立っており僕を見下ろしていた。目頭と目尻は尖り、鼻は高く、唇は上下ともに薄い。髪は黒髪のロングヘアーで背は女子の中でも低めだった。
女子生徒の目が合った僕は混乱していた。その女子生徒とは面識がなかった。そして何故か僕を睨んでいるのだ。
「あなた
女子生徒は僕の名前を口にした。人違いではないようだ。
「確かに荻島直啓ですが僕になんのようでしょうか? 僕ら初対面ですし用件が思いつかないのですが」
僕がそう指摘すると女子生徒は嘆息を付いた。何か不満でもあったようだが僕の発言に失礼があったのだろうか。
「わたしの名は
「悪いけど教室で言ってくれない? 僕は今席から動きたくないんだ」
僕は大口さんから目を逸らす。すると大口さんは背を屈め顔を僕の耳元まで近づいて囁く。
「赤点のことで話があります」
大口さんの顔が耳元から離れると僕は目を見開いて大口さんを見た。赤点の件は学校内の人間には伝えていない。教師なら把握しているだろうがそれを生徒に漏らすとは倫理的にあり得ない。
僕は少し考え込んだ後小声を口から出した。
「わかった。廊下で話を聞くよ」
「そう言って貰うと助かります」
大口さんは表情を解してそう言うと廊下へと歩いていく。僕もそれを追いかけた。
「まず聞きたいけど何で君が赤点のことを知っているの? 友達にすら教えていないのに」
僕は尋ねた。僕らは教室のすぐ近くの廊下で向かい合って立っている。昼休みの廊下には人が多いが僕らを見る者は少なかった。
「それはそのうち分かります。けれどそれは今教えるわけには行きません」
大口さんは答えた。
「僕としてはそこが重要なんだけどな」
「それより用件ですが、あなたに次のテストでも赤点を取られると困るので勉強会を開いてあげます」
「はあ」
僕は声を漏らす。何故初対面の相手と勉強する必要があるのか分からない。そもそも寝惚けて赤点を取っただけで僕の成績は小学生の頃から優秀だ。誰かに教えてもらう必要はない。
「その感じですとまた赤点を取りそうで怖いですね」
「いや次は赤点取ることなんてないから」
「赤点を複数個取った人の言うことなんて信用できません」
「それは確かにそうだ」
赤点を取った事実は変わらない。それを指摘されると反論しづらい。
「とにかく明日の土曜日、勉強会を開きます」
「わかったよ」
僕は顔をしかめながら言った。僕としては勉強会で大口さんが赤点を把握した経緯を調査したかった。
「では放課後に勉強会のことで連絡するのでこれで失礼します」
大口さんはそう言い残し僕の元を離れていった。僕は教室に戻りながら大口さんの目的を考える。大口さんが僕と勉強会を開く理由が思いつかない。いたずら目的にしてはやりすぎている気がする。結局僕は理由を思いつかないまま席に着きそのまま一人で昼休みを過ごした。
家に帰り、僕は勉強机で月曜日の予習をしていた。教科書を見ながら気になった部分をシャーペンでノートに記載していく。その作業を一時間近く行っていた。
普段ならこの時点で七割程予習が済んでいるはずだった。けれど今日は五割ほどしか終わっていない。
教科書を捲る左手は止まっている。シャーペンを握る右手も動いていない。集中力が途切れていた。昼休みが終わってからも大口さんのことを考えていたが、一向に何も分からなかった。
僕は顔を横に振り、気合を入れ直し教科書に目を向ける。
勉強机に置いていたスマホが鳴る。僕はスマホを開き、ロック画面を見る。トークアプリの通知が届いていた。内容はメッセージを受信したことを伝えるものだった。僕はスマホを操作しトークアプリを開く。そこには見慣れないアカウントからメッセージが届いていた。その中身にはこう書かれていた。
『明日の十一時から勉強会を始めます。会場は十時頃に送信します。直啓くんから遅刻しても問題のない場所ですが遅刻はしないようお願いします』
メッセージ送信者のアカウント名は「いろは」となっていた。
そういえば大口さん放課後連絡するとは言っていたが連絡先を聞かれてなかった。まさか事前に連絡先を知られているとは想定外すぎた。一体誰が教えてんだよ。
僕は大口さんに多少の恐怖心を抱きながらメッセージを送る。
『勉強会の件は分かりましたが、なんで僕のアカウント知っているのですか?』
『とにかく明日の十一時に集合するようお願いします』
メッセージはすぐに返ってきたが質問からは逃げられてしまった。
赤点と連絡先を見ず知らずの人が把握していたことから協力者がいることは間違いない。けれど一体誰なんだ。全く検討がつかない。そもそも『直啓くん』と呼ばれたが僕のことを下の名で呼ぶ女子など高校にはいない。中学までならいた。それにしても初対面にしては僕に対する大口さんの距離は近すぎる。
僕はスマホを勉強机に置くと教科書とノートを閉じた。そしてベッドで仰向けになり混乱する脳を休めた。
翌日の十時、予告通りに勉強会場の場所が送信されてきた。それを見た僕は独り言を呟いてしまう。
「この場所って、桃夏の……」
その住所は中学一年のとき疎遠になった幼馴染、岡松桃夏の家だった。
何故桃夏の家が勉強会場なのか僕には見当がつかない。けれど協力者が桃夏だとすれば連絡先を知られていた件は把握できる。それでも桃夏とは中学一年の四月以降連絡すらしていない。だから赤点の件を知っているはずがなかった。
僕はこの疑問に悩みながら外出の支度を始めた。
十一時になり僕は家を出た。桃夏の家までは五分で行ける。
自転車も使わずに桃夏の家に来た僕は久々にこの家のインターホンを鳴らした。
「はーい、どちら様でしょうか?」
昔何度も聞いた声がインターホンから聞こえる。声の主は桃夏の母である
「お久しぶりです。直啓です。えっと今日は大口彩晴さんっていう人に呼ばれてここで勉強会することになっているのですが間違いないでしょうか?」
僕は念の為確認した。
「彩晴ちゃんならもう来てるわよ。鍵を開けるから早く入って」
千都さんはそう言ってから数秒後鍵が開く音がし扉が開く。
「直啓くん久し振りね」
扉を開けた千都さんは笑みを浮かべていた。僕は玄関には足を踏み入れず尋ねる。
「千都さん、大口さんとはどういう関係なんですか?」
「それはわたしからは言えないわ。それより桃夏の部屋で彩晴ちゃんが待ってるわよ」
千都さんは笑顔のままはぐらかした。僕は追及したい気持ちだったが仕方なく家に上がる。
そのまま勉強会場である桃夏の部屋まで向かった。
久々に見た桃夏の部屋の扉を見て僕は視線を床に落とした。あまり男である僕が桃夏の家に上がり込むのは好ましくなかった。僕は桃夏の家に入ったことを誰かに見られていないことを祈りながら扉をノックした。
「荻島です。入ってもいいですか」
「早く入って」
部屋からは大口さんの声が飛んでくる。僕は扉を開ける。久々に入った桃夏の部屋は模様替えされており懐かしさはなかった。
部屋の中央に置かれた座卓の前に大口さんが座ってこちらを見ている。部屋に目を配るが桃夏の姿はない。
「桃夏はいないんだね」
僕は呟く。
「今日は外に出かけています。それより早く座って」
大口さんに促されたので僕は座卓を挟んで大口さんの正面に座った。
「なんで大口さんが桃夏の家にいるんだ? 千都さんは大口さんのことを知っているみたいだけど事情を聞いてもはぐらかされたし」
「それは……あなたが知っているはずです。それよりも今は勉強会を開きましょ。このまま直啓くんが赤点だと心配する人もいるので」
大口さんはそう言うと隣に置かれている鞄からルーズリーフが入ったクリアファイルと教科書を取り出した。その教科書は僕が赤点を取った教科のものだ。やはり大口さんは僕のことを完全に把握している。
「僕は何も知らないけどな。あと勉強会開いても無駄だと思うよ」
僕は目を尖らせそう指摘すると自分の鞄から教科書とノートを取り出した。
「赤点を複数も取っておいて余裕なんですね」
「そもそも赤点を複数個も取ってしまう学力じゃ今の高校には入れないよ」
僕の高校は高偏差値で知られている進学校だ。だから一年の一学期から赤点を取ってしまう学力ではまず入学できない。
「そう言われれば確かに。けど直啓くんは赤点を取りました。だからわたしが勉強を教えてあげます」
「わかったよ。ならよろしくね大口先生」
それから勉強会が始まった。最初は大口さんが真面目に僕に指導してくれていた。けどそれも一時間程度で終わった。
「この問題すら余裕で解けるのになんで赤点取ったの」
大口さんは頭を掻きながら数枚のルーズリーフに目を取られていた。ルーズリーフには大口さん自作の練習問題が書いてある。本人曰く今日のために用意してくれたらしい。僕は全ての問題を解いたが、全ての問題に正解した。
「だから無駄って言ったでしょ。別に学力が原因で赤点が取ったわけじゃないし」
僕は腕組みをしながら声を発した。
「わたしとしては学力に問題がないと知れて安心しました。やっぱり直啓くんは凄いですね。けど何で赤点を取ったんですか?」
大口さんが顔を上げ僕の瞳を見詰めてくる。理由を知られたくない僕は視線をうろつかせながら口を動かす。
「その、まあ偶然というか」
「偶然で赤点は取れません。はっきり言ってください」
大口さんが大声を出した。大口さんの求めに僕は逃げることを止め正直に話すことにした。
「その寝惚けていたんです。それで問題を誤読して間違った解答を書いてしまいました」
ぼくは俯きながら小声で言った。
「寝惚けてた?」
僕が顔を上げると大口さんの目が固まっていた。理由がくだらなすぎて困惑しているに違いない。この反応を予想したから僕は母にすら赤点を取った事情を話せていないのだ。
「馬鹿みたいな理由でしょ」
「別に聞いたことがない理由でしたので少し戸惑っただけです。けど一体何で寝惚けてたんですか?」
「夜遅くまで勉強してたせいだよ」
「それなら次から気をつければいいだけです」
大口さんが表情を和らげて言った。その表情を見ていた僕は既視感を覚える。大口さんの顔もそうだけどこの勉強会そのものも既視感の対象となっていた。けどそれの正体は掴めない。
「ジュースとお菓子の準備が出来たから取りに来て」
一階から千都さんが僕らを呼んだ。一時間経過しても桃夏は帰ってきていない。娘がいないのに他人が娘の部屋で勉強をしている。千都さんからすれば不愉快に感じても不思議ではない状況だ。それなのに他人におやつすらを用意している。僕は改めてこの状況に疑問を抱くしかなかった。
大口さんに「取ってくるよ」と声をかけ僕は下へと降りていく。
リビングまで赴くと食卓の上にジュースとクッキーが載せられたトレーがあった。食卓の椅子に座っていた千都さんが立ち上がりこちらまで寄ってくる。
「これ彩晴ちゃんと分けて食べてね」
千都さんはクッキーを指差しながら言った。
「わざわざありがとうございます」
「今日のために用意しておいたからじっくり味わってね」
わざわざクッキーまで用意しているとは、もはや岡松家が大口さんの協力者なのは明白だ。けれどその意図が掴めない。
「千都さん、大口さんから正体を聞いても教えてくれないので全部教えてくれませんか? そもそも桃夏がいないのにこの前まで見知らぬ女の子と勉強会するのは奇妙なんです」
千都さんは口を噤むと黙り込む。僕は全てを答えてくれることに期待しながら千里さんの答えを待つ。呼吸を数回できる程度の間が経つと千都さんが口を開いた。
「彩晴ちゃんが教えないならわたしからは言えないわ。けどこうして勉強会がうちで開かれるのは懐かしいわね」
千里さんは教えてくれなかった。けど僕は千里さんに失望はしなかった。千里さんの話を聞いて僕は桃夏に小学生の頃この家で勉強を教えていた記憶を思い出す。
桃夏は勉強が得意ではなく僕が教えることがあった。普段は二人きりだった。けどたまに三人のときがあったのだ。今までそのことは忘れていたがその三人目が誰か思い出した。
「なんで気づかなかったんだ。まだ腑に落ちない部分もありますけど僕、彩晴と話してきます」
僕はそう言い残すとトレーを持たず二階へと急ぎ足で上がっていく。
「彩晴、今まで忘れていてごめん」
扉を開けた僕は彩晴の前に近づくと立ったまま言った。彩晴は最初目も口も動かさずに僕に目を奪われていた。けど少し間が経つと口元が緩みだした。
「やっと思い出したのね。直啓くん」
目の前にいる大口彩晴。岡松桃夏のいとこで、かつてこの家で僕が勉強を何度か教えてことがあった。けれどそれは小学生低学年の頃で、それ以降は会った記憶すらなかった。
僕は彩晴の前に座り込む。
「直啓くんって呼ばれた時点で思い出すべきだったよ。そう呼ぶ人は殆どいないからね。けど何で最初から教えてくれなかったんだ」
「だって直啓くん、学校でわたしとすれ違っても声はかけてくれないし、昨日のわたしが名乗っても反応しなかったでしょう。だからこうして思い出すのを待っていたの。わざわざ桃夏のお母さんにもわたしの正体を黙ってもらうよう頼んだのよ」
「それは申し訳なかった」
僕は口を尖らせる彩晴に言った。
「もういいわよ、思い出してくれたことだし」
彩晴は笑顔を作った。小さい頃の友達と突然の再会を僕は嬉しく思っていた。けど解決すべき謎が残っている。
「僕の連絡先を教えたのは桃夏で合ってる?」
「桃夏から連絡先教えてあげるって言われて。わたしとしては直接聞くつもりだったけどね」
彩晴は苦笑いしながら話した。連絡先の件は予想通りだった。けどこれから聞く謎に関してはどうしても経緯が分からずにいた。
「僕が赤点であることどうやって知ったの?」
「わたしは桃夏からよ。厳密には桃夏を介したと言った方が正しいわね」
彩晴は顎に人差し指を当てながら答えた。
「桃夏から? あいつには話してないよ。いや介してということは別の人物か」
「桃夏を介して今回の話を持ってきたのは桃夏のお母さんよ。桃夏の話だと赤点とは無縁だった息子が急にいくつも赤点を取ったことを心配した直啓くんのお母さんが桃夏のお母さんに相談したみたい」
僕は赤点の件は学校の人間には話していない。唯一の例外が母だ。
「うちの母さんと千都さんは仲がいいから相談してもおかしくはないか。だけどなんで彩晴が勉強を僕に教えることになったんだ?」
「相談を受けた桃夏のお母さんが同じ学校に通ってるわたしなら勉強を教えるのに適任だと思ったみたい。それで桃夏を介して桃夏のお母さんからわたしに直啓くんに勉強を教えるよう話が来たの。もちろん事前に直啓くんのお母さんにも話は通してあるわ」
最大の謎が解けて僕は気が楽になった。こればかりは母さんに事実を打ち明けなかった僕が完全に悪い。おかげで岡松家の人や彩晴に迷惑をかけてしまった。
「僕が母さんに寝惚けて赤点を取ったって報告しておけば彩晴に迷惑かけずに済んだのにな」
僕が顔を引きずりながら笑っていると彩晴が頬を膨らませて睨んでくる。何やら不満を抱いているようだが今度ばかりは心当たりがなかった。
「僕何か機嫌を損ねることを言った?」
僕は言った。
「こうでもしないと思い出してくれる機会なんてないでしょ。わざわざ桃夏の部屋を借りたのも思い出してくれることに期待したのが理由だし」
彩晴は目を細め下唇を噛んだ。
「そんなに僕に思い出してほしかったの?」
「もう我慢できないから言うけど、わたし直啓くんのことがずっと好きだったの。昔勉強ができなかったわたしに直啓くんは丁寧に教えてくれて有り難かった。そして惚れた。今日だって告白するか勉強しながら迷ってたのよ」
「彩晴……」
唐突の告白に照れくさくなって僕は彩晴から目を逸らす。
「けど直啓くんと会えたのは小学校低学年のときまでだった。それ以降も桃夏の家に行くことはあったけど直啓くんは居なかったから」
「僕としては桃夏と遊ぶために桃夏の家に行ったら彩晴居た感覚だったからね」
「わたしと直啓くんは特に遊ぶ約束はしていなかったからね。それにわたしも頻繁に桃夏の家に遊びに行くわけじゃなかったから。けど中学生になったら行動範囲も広がるし桃夏に連絡先でも教えてもらってデートでも誘おうかと思ってたけどそれは無理だった」
「僕が桃夏と会わなくなったからね」
中学一年の四月、桃夏に彼氏ができた。幼馴染とはいえ僕は異性だ。迂闊に他の男と会わない方がいいと僕は考え桃夏との交流を控えた。その事情を知った彩晴も桃夏を頼りにくかったのだろう。
「けど高校が同じだって知ったときは嬉しかった。また昔のように話せると思ってたから。昨日まで接点はなかったんだけどね。昔話はこれぐらいにして直啓くん返事を聞かせてくれる」
彩晴が僕の目を見詰めて言った。僕も目を合わせるが小さい頃を含め彩晴に恋愛感情を抱いたことはない。だからといって振るのは違う気がする。なにせ僕たちが出会った回数そのものが少ない。僕としてはもっと彩晴知ってから返事を出したかった。
「僕はあんまり彩晴のことを知らない。だから今すぐには返事は出せない。だからしばらくは友達のままでいいかな」
「今はそれで構わないわよ。直啓くんこれから友達としてよろしくね」
彩晴が手を差し出してくる。僕はその手を握った。テストで赤点を取ったら昔の友達と会って更には告白もされて忙しかったけどこれから楽しい高校生活になることを期待したい。
ちなみ帰る前に彩晴に聞いたことだが桃夏は高校入学前に彼氏と別れたらしい。だから彼氏のことを気にせず僕たちに部屋を貸せたようだ。家に入るまで桃夏の彼氏の目を気にしていたからその件ではほっとした。
テストで赤点を取ったら見知らぬ別クラスの女子から勉強会に強引に誘われて戸惑っています。 陸沢宝史 @rizokipeke
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