「終わる」を含む小説

姉と共通の幼なじみである智昭が死んだ。 その事を智昭の妻芙由美から聞かされた弟の夏樹。 姉の明子にも来て欲しい、という彼女に、夏樹は冷たく断る。 一人だけ通夜に向かった彼は、芙…

この小説は、完結した物語の続きから始まります。 世界が平和になった後で小説の登場人物たちに待っているものが何なのかを描きました。 ゲームの世界みたいに強くてニューゲームもないし、…

　──これは21世紀が間もなく終わるころを生きる、一人の男のある日のお話。 　その時代は一家に一台生活補助ドロイドがいて、家事全般はそれに任せるのが定番だった。 　今まではそのド…

いそがしい　あなたへ。 （「10行で終わる掌編コンテスト」参加作品）

セブンス。それは、人間相互の関係を示す『六次の隔たり』から外れた第七の存在。これは、そんなセブンスたちの物語。

「青春のリアル」の開催期間が終わる前にもう1作書いてみようかと思い、ギリギリですが再び挑戦してみました。 また同じ路線になってしまいましたが…。

生まれて初めてのデート、18歳になったばかりの私の！！相手は、近所の警察署の若き巡査！！だって、2歳年上の従兄弟の裕が、母の貴重品を何回も何回も、凄く繰り返して盗んでね〜、この蛆…

「10行で終わる掌編コンテスト」によせて書きました。2作目です。大変楽しかったです。

中途半端に始まり、中途半端に終わる短編

「10行で終わる掌編コンテスト」によせて書きました。

大学生の僕は、いつも聴いている奇妙な放送局、FM無意味チャンネルが終わるのを機にキャンパス生活に戻った。ところがこのFM放送局のことを誰も知らなかった。 ある日唐突に美人の院生が…

目様主催の自主企画イベント「10行で終わる掌編コンテスト」参加作品。

新潟しもまちに住む俺が海辺の展望台で出会った巫女姿の少女、ひより。彼女は水先案内能力を持ち、この街に現れる鬼を退治するために神界からやってきた。 そして、鬼を封印するための「封邪…

ただ駅で好きな男に缶ジュースを奢られる話。 好きな人の頼みは断りきれない。少しでも彼にいい子と思われたくて、傍にいたくて。他の女の子に会いに行く手助けをしてしまう女の子の話。 …

春休みもあと一日で終わる……。そんな時、不意にマンションの部屋の前に現れた不思議な少女の正体は？ 　 夢月七海様の自主企画、『同題異話・四月号　はじめましての距離』参加作品です。

「好きって言って」と幼馴染に言われたのでひたすら言い続けてたら喧嘩してなんやかんやあって、でも最後にはなんかイチャイチャして終わるお話

　いつかの時代、どこかの世界。一人の旅人は気の向くままに、放浪と数多の「世界」を渡り往く。一人の顔無き少年は目指すべき夢を探しに生涯を旅に捧げる。一人の心無き少女は、醜くも美しい…

一つの時代が終わる。どうか気づいてください。ヘタすると文明ごと潰れます。すべては自分自身の神の赴くままに。

中途半端に終わる短編

以前、書いた短編です。楽しんで読んでいただけたら幸いです。