「語ります」を含む小説

スマホをお供に廃墟巡りをする男が遭遇した怪異と、その意外な顛末をご覧あれ。 「お題　スマホ」の為、連載作「あやし　あやかし」より語り部が出張してお送りします。

僕のクラスには超金持ちのお嬢様がいる。 綺麗だけどちょっぴり正確の悪い彼女はとにかく様々な〝事件〟を拾ってきて―― そんなお嬢様と僕のポンコツなミステリーライフ。

　疎遠になっていた友人から、久しぶりに届いた連絡。 　なんでも、新しくできた彼女を紹介したいのだという。 　喫茶店で待ち合わせすると、そこには古くから知っているはずの、友人の…

9割の人が盲目になった世界でも小説は娯楽のひとつ。 その中でも読み聞かせをする「語り部」はなりたい職業ナンバーワン！ ……でも、これってピンきりっぽい？ ↓前回の投稿↓ 『…

とある男がタクシーに乗って帰宅途中、タクシーの運転手が怪談話を始める その内容はとある殺人鬼の話だった 運転手は実話だと言い張るが、その語り部含む登場人物が全員死んでいるはずなの…

『重箱の客人（まろうど）』 東京愛宕下の古道具屋。年老いた店主が語る物語とは。

ある日尋ねてきた友人は、とある絵画に出会った顛末を語り始めた。 友人は絵の魔力によって恐ろしい犯罪を犯したのではないか。 そう思った「私」は友人のもとを尋ねるが……。 KAC2…

「お題　ホラー」参加作品。 目を覚ますと、見知らぬ部屋のベッドの上で療養中だった。 そして始まる医者の問診。 しかしその医者の言動は次第に常軌を逸していくのだった。 ちょっと…

男は山奥のベンチで友人を待っていた。そこに現われたわけありげな女性は、男の横で突如語り始める。 「お話ししたいのは、ここで起きたある殺人事件の話です」

星野響及び相葉優樹作。湿っけたっぷり注意の無限増殖詩集。暗く果てのない夜道には、幻想の灯りも必要だって―― セット内容　嫌気がさして沈む詩 　　　　　　一緒に傘をさしてほしい詩 …

岩蕗という社員は、痩せこけた頬に縁無しの分厚い眼鏡を掛けた、僕の苦手にしている男だ。ある時罰当番かのように任された書類整理の仕事の途中、岩蕗はぽつりと昔の記憶を語り始めた。小学生…

ロボットの語り。ノイズ多いため、注意をお願いします。

本編とは独立した短編です。狂科学者と呼ばれた万能の天才の美しき幼き日と、若き日に受けた天啓。 渾身の作ではありますが、哲学的なので面白くはないかも。 KAC20213参加用書き下…

更新は不定期。 語りたいときに語ります。 【　　】の中は自分がプレイした機種。 なるべく、プレイしたことのない方にもわかるように書いているつもりです。 基本、下手だけど根気で…

僕は今年の春、中学３年生になり受験生になった。学校の授業で「直観」について習ったけれども、意味が理解できずにいた。下校中、頭に付いた一片の桜の花びらをヨリトに取ってもらった。僕は…

『源氏物語』の近江の君を語り部とした短編です。『源氏』の魅力については、この物語を愛する読者それぞれに意見があると思いますが、私が感じる『源氏』の魅力のひとつは、藤壺の宮や紫の上…

語りましょ、語りましょう、六つの噺を語りましょ、 丸ぁるく囲んで、胡座をかいて、闇夜に包まれ語りましょ、 さすれば、さすれば、天に召され、 さすれば、さすれば、地に…

早坂は「人生は毎日が火の車だ！」という言葉をモットーとする男だった。 しかしコロナ禍を理由に仕事を辞めてからは、ただ毎日をダラダラと過ごすだけ。 前に走り続けることを、しなくなっ…

昔々、一匹の黒猫がいたそうな。 その猫は狩りや猫じゃらしよりも詩と紅茶が好きだった。 今日も他の猫達がたくさんの獲物を狙うのを横目に、木漏れ日の下でうたた寝をしている。 …

　折角きた、講師の仕事をトカゲ愛を熱く語りすぎた為に失敗してしまう。 　でも、人生の中で二番目に尊敬している彼は、成功したという。 　私は、このまま走っても良いのかな？