「怪談かも」を含む小説

外来の悪魔達が、出会うは実話怪談の世界。 怪奇に恐怖するは、人ではなく悪魔達。 悪魔の絶叫をぜひお楽しみください。

小学生五年になった僕は念願の大人用の自転車をかってもらった。世界は広がり、どこまでもいけると思った。その先で僕はある人に出会った。

非常に短いホラーです。 部屋に鳴り響くノックの音。 次から次に来客はやってくるがドアスコープを覗いても姿が見えない。 扉を開いたら……

友人の夫が、いわゆる「食い尽くし系」なのだという。大盛りの食事だけでは満足できず、ひとの食事に手を出したり、冷蔵庫をあさって空っぽにしたり、子供のおやつすら取り上げて食べてしまう…

見上げると死ぬ、と伝わる禁忌の山、見上げず山の正体を探る主人公。禁忌の正体とは？

大学の部室棟の階段を昇る。 大学1年生の、初めての夏。 オカルト研究会の僕は、何故かテニスサークルの部室に向かっていた。 手元にある箱を見つめる。綺麗な絡繰り箱。 僕は、復讐のた…

父の死をきっかけに十数年ぶりに訪れたふるさとは、 どこか懐かしい風がそよぐだけの、知らない土地でした。

大学2年の夏休み、僕は1人田舎に住む祖母のところへ帰省していた。夕食の席で祖母はこう言った。 「布団に入ったら何も考えず寝付くこと。間違っても手足なんて出したらいけないよ。出した…

島からは貝殻一つ持ち出してならない。 もし持ち出せば、神様のお咎めを受ける。

かつて大豪邸の庭の奥にあった土蔵には、美しい青年が閉じ込められていた。青年は誰にも話しかけられることなく、忘れ去られたようにただ時間だけが過ぎていく。どれほどの時間が経っただろう…

「ナッツ」「台風」「先祖」で書きました

※怖いというより、とっても気持ち悪い作品です。苦手な方にはオススメしません！　それでも読もうと思う勇敢な方もキモっ！　と思ったら途中で読むのをやめましょう。 私は軍医としてその…

ご当地怪談企画に寄せた一編。 お盆時期に帰省した自分が、ある出来事から幼い頃に流行ったある怪談、噂話を思い出した。 と、いう物語。 虫が苦手な方はご注意下さい。 口伝や伝承が…

何かに呼ばれている。そんな経験したこと、ありますか？

国際忍者学会に所属する私がフィールドワークで聞き取った、狗狸妖怪は現代にも存在するやもしれぬといったお話です。

土建屋さんなら知っている。工事と海にまつわる怪談。2023年「ご当地怪談」への書き下ろし。

残業続きで生きる気力を失っていた男は、残業終わりに電話をかけるため携帯電話を探していた。 やっと見つけた携帯電話だが、運悪く充電切れ。 男が周りを見渡すと、そこには一つの電話ボッ…

公式自主企画「ご当地怪談」に寄せて書いた掌編。 福岡県内にある、通称猫島の話です。

町田市内にある心霊スポットを舞台にした与太話。 ※怖い話をお求めの方は、どうぞ他へおまわりください。 　ステキなお話がたくさんあります。