「駅」を含む小説

夜の冬の駅。その駅のベンチに腰を掛けていた少女の前に現れたのは・・・喋れる白猫？！彼は少女の隣に座り、話を始める。この白猫は一体何者なのか？田舎からやってきた白猫と少女の物語だ。

妻を亡くした津田啓介、72歳。 独りきりの暮らしに慣れることができないまま、博多駅ビルのパン教室に足を運ぶことになる。それは、かつて妻・芳江が通っていた場所。生前、芳江が熱心に焼…

音鳴は大学三年生の晩夏、傷心旅行で訪れた海辺の町でそのひとに出会った。 このままではいけない気がしている青年が、ひたすら走る彼女の隠した想いに直面して。 人懐こくて惚れっぽい男…

俺は彼女にプロポーズする。彼女は付き合っている時に自分の家族に俺を合わせなかったが結婚の挨拶に訪れた彼女の実家がまさかの・・・

プロポーズに失敗し、恋人にフラれた会社員の春日俊太（30）は、一人でヤケ酒に勤しんでいた。 駅のホームで終電を待っていると、見ず知らずの女性が線路に飛び込もうとした。彼は咄嗟に…

　バイトで忙しいながらも大学生活を送っていた水樹瀬凪(みずきせな)は、大学二年目の春に恋人から別れを告げられる。 　その後、無気力の瀬凪は日々を過ごすが、偶々駅の出口で大雨によっ…

「落としていいものと悪いものってな〜んだ？」 　 　探し物で忙しい時に響いてきた声。 　主人公が視線をあげると、駅には学生服の少年がいた。 　こんな時間になぜこんなところに？ …

社畜リーマン福田正樹が降り立ったのは見覚えない駅だった。無人駅で他に降りた人は誰もいない。辺りを見回すが現代の様子とは思えないキップを売る販売機いつも飲み物を買う自販機そして今ま…

ある日、39歳OLのセレナは出勤時の東京・立川駅ホームで幻覚を見ます。 色彩を失った群れが、みなゾンビになってフラフラと歩いているのです。 そして、セレナは、マブイ（魂）が体外離…

T駅の踏切りではとかく人身事故の発生率が高い。 その日も人事事故で足止めを食らった斎藤美波は、ひとまず疲れた体を休ませようと待合椅子に座ろうするが、椅子にはカセットテープが置いて…

大きな駅で待ち合わせをした友人と主人公。 しかし、待ち合わせの時間になっても合流できない。 友人を迎えにいくために移動するがすれちがいばかりで……？ ↓前回の投稿↓ 『魔法を…

電車の行ってしまった駅のホームには、私一人だけ。 自販機の稼働する音だけが、あたりに響いている。 そこに訪れるのは、一対の異形。 いずれ、シリーズ化しようとしてた短編です。：…

　それは自殺した親友が妄想していた架空のゲーム──の筈だった。 　 　突如現れた異形のモンスター。 　ダンジョン化する新宿駅。 　隆起し拡大し、変貌する街。 　 　目の前で老若男…

高校生の悠馬は、遅刻しそうになった朝、駅のホームで奇妙な夢を見た。 「想像」と「現実」の間に潜む謎を描く心理スリラー『脳の影』。夢はただの幻想なのか、それとも？

異界の駅に迷い込んだ少女と、そこに存在する案内人の話。 きさらぎ駅のような場所を舞台に書きたくなりました。雰囲気だけでも味わってもらえれば幸いです。

冒険者たちが乗っていた列車が、突如発生した奈落の魔域に飲み込まれてしまう。 気が付けばそこは、無人の駅。 看板を見れば、名前は『フェブラ駅』と書いてある。 冒険者はこの奈落の魔域…

いつか帰れると良いな。 ＊検索したら同じ名前の作品があったみたいなのでタイトルを少し変えました。

私は、目が見えなかった。 毎日の通勤で、そんな私をいつも駅の改札口で出迎えてくれる駅員さんがいた。 その駅員さんの優しさに触れ、私は心温かくなった。

　2028年7月25日、地上は滅んだ。 　その日、太陽の表面でスーパーフレアが発生した。通常の太陽フレアの1000万倍のエネルギーをもつスーパーフレアは地球のオゾン層を一瞬で消…