田中くん 悪魔の契約で学校の美女たちとセフレ攻略
ちゃんおく
第0話 今の俺
「あ〜文也ぁ〜どうしよう......すごい気持ちいい❤︎ ヤバい......」
「う、うん俺もだよ白石さん......!」
「苗字呼び......んっ❤︎ やめて......! 涼香でいいよ.....いいからっ....ああ!」
「す......涼香......」
「ふふwよ、よくできました〜ああっ......!イくっ!!」
――――ありえない。
俺は今、学年でトップの人気を誇る美女――
何故ありえないかって?
白石涼香――彼女は同じクラスの女子。文化部の中で最もカーストの高いダンス部で、時期女子の部長になることが決定している子だ。
今流行りのseju顔と言われるような――周りの女子がなりたい顔の象徴みたいな美少女にも関わらず、身長は167cmで、ショートカットで韓国アイドル顔負けのスタイルにHカップの巨乳。
去年は1年生にして、3000人規模のマンモス高校である我が校内ミスコンで、準グランプリを取ってしまい話題になった。正直非の打ち所が見つからないレヘル。
対する俺は元はクラスカースト最下層。友達も彼女もいない道程の帰宅部エース。さらに、顔もコミュ力も運動も勉強も取り柄のない――モブ中のモブ。ドラマのエキストラだったら報酬なんて当然発生しないレベルのしょぼい男だ。
もう言わなくてもわかるだろ?――――そんな俺と白石涼香がセックスをしている。
ありえない......絶対にありえないのだ。
だが申し訳ない――――。今起こっているこの状況は初めてでもなければ、相手は白石涼香だけではない。
俺には現在、同じように関係を持っている子が何人もいる。
それにしてもこんな簡単にセフレを作れるようになるなんて、あいつには感謝してやらなきゃな。
しかしこれにはちゃんとした理由があるし、この状況は必然で、そうならなければいけないのだ。やっすいご都合展開のラブコメみたいにこうなったわけじゃない。
以前の俺が悪魔と契約したことで行われている試練なのだから――――。
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