オンザー

芸州天邪鬼久時

第1話 プロローグ

20xx年、日本列島に大規模な巨大地震が襲った。

震源地は東京の新宿と大阪の梅田。

そしてそこに住む人たちの環境は一変する。

なんと地下から正体不明の怪物たちが地上に溢れ出たのだ。

自衛隊と警察はすぐにこれに対処した。

自衛隊は調査を開始すると梅田駅と新宿駅の地下に巨大な空間が何層にも続いていることが判明した。

そしてそこには数々の妖怪やモンスターが存在した。

そんな中、地上では突如として巨大企業ダンジョニアンという民間会社が地下空間の権利を主張。

勿論これに政府は反発するがダンジョニアンの兵力は自衛隊を圧倒する者であった。

そして地下空間はダンジョンと呼ばれ全ての人々に平等に開かれることになった。

今まさに世は大ダンジョン時代に突入しようとしていた。


そんな時代に一人のニートが立ち上がった。

名前を佐藤佑介。

佑介は中古ショップで金属バットを買い、ホームセンターでヘルメットと作業着を買った。

そして彼は新宿の地下へと潜っていった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る