「通学路」を含む小説

学校と家を繋ぐ通学路の、ほんの数分。中学二年生の西井チノは、前後左右を四つの赤に囲まれる時間がある。横断歩道で信号待ちをしている時だ。左右に赤い自動販売機と赤いポストがあり、目の…

真面目な少女を追う不気味な影の正体とは…？

クラスメートに強要され、振り返ったら消えるという噂のある道を歩く少女。さて、振り返って消えるのは。

辺りが暗くなった帰り道、少女の前に現れたのはーー……

高校受験を控えた女子中学生・未春（みはる）。 夏休みが終わり、友人の詠美（えいみ）、由希奈（ゆきな）と「夏っぽいことが何もできなかった」と語る。 すると詠美が、通学路にまつわる怪…

佐藤聡太と佐藤聡美。まるで双子のような名前であるが、あくまで幼馴染。 ふたりは関係を深めており、諸事情により周囲には内緒の、秘密の登下校を日々行なっていた。 その日もいつものよう…

芳一君は何故耳を千切り集めるのか？

　朝の登校中、あるいは帰宅途中の通学路、振り返るといつもそこには、一人の女の子が歩いている。 　それは単なる偶然だろう。でもきっと、続くことには意味がある。 　もしも今日もま…

「ねえ、お姉ちゃん。後ろをついてくる人がいるよ？」 少し暗くなった通学路を帰るソウタとアヤメ。 ソウタのその言葉に慌てて逃げる、アヤメに待ち受けた運命とは……？ 5分で読書短編…

【通学路、振り返るとそこにいる】応募 　学校の帰り道。足を止め、ランドセルを握りしめた。 こぶし大の石を飲み込んでしまったかのような酷い違和感。冷たい汗がツゥと、額に、背中…

大学のレポートに行き詰まっていた「私」。久しぶりに再会した友人から、懐かしい「噂話」を耳にする。それは、成長する中で忘れ去っていた噂。友人から聞いた話を元にレポートを書き進めよう…

守渕聡美は中学二年生のとき、通学路である長い階段で同級生が死ぬ瞬間を見た。 どうして、その同級生――みっちゃんは死んでしまったのか。 守渕聡美は、今日も永井美千恵（通称：みっち…

小学４年生の真菜子は今日も学校へ登校する。通学路にはいつもの少女が佇んでいた。

毎朝通る通学路には大きな桜の樹が立っている。 その下でいつもあの子は誰かを待っている。 通学路で会うのに、校内で見かけたことはない。 あのこは一体誰なのだろう。

私は柊秋乃（ひいらぎあきの）。 ミステリが大好きな中学二年生！ 今日も珍妙な事件が起こるのを期待しつつ、 いつもどおり友だちと通学路で待ち合わせ。 だけどそこにはクラスの女の…

中間試験を前に、なかなか勉強する気の起きない主人公。ついには塾に行くこともサボり始めるようになると、学校からの帰り道で奇妙な出来事が起こり始める…。

「一緒に小学校、いこうねえ」 そう言った幼馴染がもう一人いた気がするけど、皆はそんな子はいないと言う。 通学路にある古びた蔵にいるという苔男。ただの作り話と思っていたけれど……。

募集のテーマを見て、ふっと思いづいた物語。 通学路、ユウリの背後に寄りかかったのは、転校生のレイラ。 ユウリはほっとした。むしろ嬉しかった。 けれど、物語はそこで終わらない。 …

黒いサンタはスクラップ工場を住処にしている。 黒いサンタは悪い子を背中の袋に詰めてさらっていく。 さらわれた子がどうなるのかは誰も知らない。 全部、根も葉もない噂だと思っていた…