「シリーズ短編」を含む小説

たった5分という短い時間で恋に落ちたヒロインが、彼と少しづつ接点を持ちだし純恋愛へと発展する物語。 5分で読めるシリーズです。

アリッサは本部長と合流を果たすが、事態は想定を超えて悪化していく そして壊滅的ダメージを受けた上杉チームの前に最大の敵が姿を現す 協会の暗部と対峙するアリッサに退路はなかった…

時代は平成中期。 高知県、斗沼市にて連続怪死事件が発生。犠牲者は年齢、性別、職業もバラバラだが、みな肉体を食い荒らされて息絶えていた。 最初の犠牲者が「ティンダロスの猟犬だ」と言…

戦争末期。アメリカ軍の日本本土空襲は、毎日欠かさず繰返された。わが家は都心から離れていたので、爆撃機の大編隊は、私の町など、完全に無視した。爆音を聞かせて、上空を通過するだけだっ…

生殖可能なバイオロイド(人造人間)が開発されて久しく、未だ偏見と差別に満ちていた近未来。 衰退が進む人類と感情が乏しいバイオロイド。 人間とは何か、感情とは何かを思い悩む青年の話…

　死を望んだが故に死から遠ざかった少年と少女。 　 　二人は今日も、死ぬ為に死に続ける。

翡翠の海に囲まれた島で、少年は腐れ牛の怪を喰う化け猫娘に出会った。 中途半端に人間臭い娘に、人なのか、モノの怪なのかと問えば「どっちがいい？」と聞いてくる。 そんな娘と友だち…

■あらすじ 　臨港警察署のベテラン刑事・鉢山は、県警からの指令で美術館から盗み出され、保管されている絵画を回収しに、ふ頭の倉庫へと向かった。警察署を出る直前に、鉢山は新しく赴任し…

妃陀羅神の正体に迫る上杉チーム その任務は調査員たちを、触れてはない邪悪な存在の下へと誘う 小早川の白昼夢が最悪の事態を招き、チームは壊滅的な状況に追い込まれていく

旅宿の主《あるじ》からの求めに応じて、さらさらと色紙に筆を走らせた有名歌手。 しかしここに記した句の裏側に、ある秘められた私の意図があるのを、彼自身も知らなかった。 今こそ、私だ…

小早川水希が過去に見た白昼夢から得た情報は思わぬ展開をみせる 今頭礼央と春子の兄妹は神子として先達上井戸鷹人の跡を追い『妃陀羅』の神託が示す真の御心を知るために故郷を離れる …

「女ばかりを好んで喰うモノの怪が出ております」 「食事中に聞きたくないです」 猫の右目にヒトの左目、大きな平笠をかぶった呪い師ユエと、その右目にして相棒のリールー。そしてユエの…

　地球侵略を目論んだ異星人との宇宙戦争が終わり、数週間。 　整備班の一員として日々働く尾倉理音伍長は、世界を救った英雄である「ヒュウガ駆動小隊」の隊長・蒲生憲次大尉を密かに想い…

　化け物病…… 　それにかかった人間は、化け物のように体が変形し、その部分を見た人間は恐怖に襲われてしまう。他人から恐怖の目で見られることにより、狂ってしまう化け物もいた…… …

　軍の名門に生まれ育ったゾーニャ・ガリアードは、病弱な妹のためにも軍人として名を上げるべく士官学校の門を叩く。だが、才能を持たない彼女は「名家の落ちこぼれ」として、腫れ物扱いを受…

　メイドとして、ご主人様の幸せを願うのは当然の務め。故に自分は身を引き、分不相応な恋など諦めなければならないというのに。 「俺の目当ては最初からお前だ」 　当の彼自身が、こん…

山村聡太郎が崎原に戻ってくる 監視警護の任務が協会から課せらた上杉チームは事前の準備も万端に、何ら滞ることなく任務は遂行されるはずだった 1人の少女の出現が状況を根幹から揺さぶ…

「......オジイサン、嘘ツイタ?」 石階段を降りる時、バックパックを背負った化け物の少女は老人にそう尋ねた。 　化け物病と呼ばれる奇病が広がる世界。そこを共に旅をする老人と…

　老人と共に旅をする化け物の少女。二人が訪れた人形店で起きたある騒動とは......? 　化け物病と呼ばれる奇病によって変化した部分は、人間の肉眼で見ると恐怖の感情を引き起こす…

　老人と化け物の少女の出会いを描いた、旅の始まりの物語。一話完結の短編です。 　とある街の中で、バックパッカーを背負った老人は化け物の少女と出会う。旅に興味を持つ化け物は、老人か…