「カレー」を含む小説

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』参加作品 カレーやパスタを混ぜてから食べる男、柳正司。混ぜてから食べると周囲から文句を言われる彼がよ…

カレーをぐちゃぐちゃとかき混ぜるのを見るのが苦手というAさん。子供の頃からそうで理由はわからなかったが、ある日思い出したことがあった……。

君が好きだ。 子犬のような笑顔。 活発な君にお似合いのショートカット。 野良猫を見つけたときのキラキラとした瞳 君一人しか世界に存在しないような真剣な表情で、大学の講義に没頭…

結婚秒読みと聞いていた友人から、突然の着信。 なんだよいつもの惚気かぁ？と思ったら… そ、そういう別れもあるんだね。

カレーを混ぜるか混ぜないか。それは通すべき筋の問題。

２年半付き合った彼女の部屋に初めて入った男は、カレーの食べ方が気に入らないと言われて、突然別れを告げられる。意味が分からず、かといってどうしようもなく、そのまま部屋を追い出された…

人にはそれぞれ好みがある。 だから食事も食べ方は自由だ。 勿論、それが常識の範疇ならば。 確かに食文化的に他国から見れば非常識と感じるものはあるあろう、そう例えば蕎麦をすするとか…

小学生のカップルがカレーを食べている。 主人公のボンちゃんは混ぜ混ぜ。 ガールフレンドのフクちゃんは、分けて食べている。

『当店のカレーはぐちゃぐちゃに混ぜて召し上がっていただくカレーです。混ぜないお客様はご遠慮ください』

彼女は事務所唯一の従業員であり、助手である。カレーへのこだわりは特にない。辛すぎず甘くなければ何でもいいと話すと、雇い主は奥にある簡易キッチンへと彼女を案内した。

草壁璃々(くさかべ・りり)は大好きな鮎川咲良(あゆかわ・さくら)にカレーライスを作る。 璃々には咲良へある想いを抱える――。

KAC2023　お題「ぐちゃぐちゃ」 二泊三日で旅行に行く両親に変わって、妹の那奈が台所に立ったけれど……お兄ちゃん、頑張れ。

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』の第三回「ぐちゃぐちゃ」をテーマにした作品です。 息抜きにでも楽しんでいただけたら幸いです。

俺は、彼女にぐちゃぐちゃにされていく。 それが恐ろしくて、心地いい。

　〈私〉は、大学入学を控え上京した甥を連れて、カレーを食べに神保町を訪れ、その後、二人で神保町の古本店巡りをした。その際に、私には見覚えのない路地に入った甥は、見知らぬ古本店の敷…

私は会社に大損をさせてしまった。注文の数の桁を間違えて打ってしまった。とんでもない桁だった。上司に、怒鳴りつけられ、お前は、もうクビだなと言われた。受注先にも謝りに行くように言わ…

佐々木　一(ささき　はじめ)は祖父の死をきっかけにレストランを経営する事になるも、オープン当日に従業員が来ないという事件がおこる。 やる気を無くした一(はじめ)はオープンを諦め…

冷たい冬の街。道行く誰もが、帰る場所を求めている。 そんな雪降る学校帰り。俺は小さく震えた野生のカレーパンと出逢った――。 ※前のアカウントで投稿していたものの再投稿となりま…