「「色」 女主人公」を含む小説

魔法が当たり前の世界で、少女は魔法が使えなかった。 血の繋がらない家族と暮らしながら、思い悩む日々を過ごす。 どうして少女は魔法が使えないのか。 それを解き明かしたのは、翡翠色の…

ありふれた都市であったはずの木霊市では、人の感情から産まれる奇妙なバケモンが度々現れるようになっていた。しかし、それを倒すことが出来るのは、十二色の水晶に選ばれた、十二人の戦士だ…

【完結】普通の高校生だった葵（あおい）が、ある日妖精と出会い夢の中の悪魂を倒すことになった。 悪魂を倒すと色のついたボトルを手に入れることができるが、それは妖精のエネルギーとなる…

　「今日も会ってもらえなかった」 花束を抱えて部屋に帰ってきた元勇者テオドールは、婚約者シュザンヌと同じ名前の猫を抱きしめる。ふわふわの淡い色の美しい毛並みをもつ、青い瞳の猫シュ…

　――少女はふと目を覚ます。くぐもった黄金色の空。地平線まで続く芝生。辺りには暖かいよう冷たい温めな空気が流れている世界。青い炎のような人魂が目の前に平然と存在するこの世界は死後…

　もしあなたがコウモリになったとしたら、どんな風に世界が見え、どんな目に遭うだろうか？ 　空を飛ぶのは怖いだろうか？　超音波で障害物を避けるというのはどんな感覚なのだろうか？ 　…

色葉輝夜が異世界やらなんやらを渡り歩く話。 のんびりやっていこうと思います。 やっぱりこれも不定期更新です。

わがままな貴族の娘は、気に入らない人間がいればすぐに死刑にしていた。 ある日、死刑が行われる中庭で、黄緑色の芽を見つける。 芽は人の血を浴びて成長し、美しい薔薇をつける。 唯一の…

とある地方の集落、独楽泉村。 緑に包まれたその地域は都会の喧騒から離れたゆったりとした時間が流れている。 これはそんな独楽泉の人々の日常の一部を切り取った物語だ。

中学二年生の宮路恵理は、同じクラスの富石碧とケンカばかりしている。自分だけが意地悪をされているのに、なぜか嫌いになりきれないでいた。 ある日、ケンカが行き過ぎてしまった二人に、担…

マギア――――それは、願いを糧に魔法の力を得た少女たちの姿。 自らが願った夢に、自らの全てを投資した少女たちは、約束の賭けに翻弄される。 「世界一幸せなんだって」 　信じ…

　『三色怪奇掌編』『三色の食事情』『三色の日常』の主人公トリオがもし神様だったらという設定の短編集です。 　全体的に不穏なのでご注意ください。

　フランチェスカは、15歳の誕生日に祖母から砂時計のペンダントトップがついたペンダントをもらった。それをひと目で気に入った彼女は、寝る前に満月の光にかざして砂時計を逆さにしてみた…

旦那が30歳代の女性と同棲を始めて10年が経つ。44歳既婚者の相馬育子は、友人と訪れたホストクラブ『悠愛』で知り合った拓斗に大金を使うことでストレスを発散していた。拓斗には、ホス…

「私」ユグレナ・ラグドウィッジ男爵夫人は息子の学校の卒業パーティでの婚約破棄騒動の知らせを聞き、過去を振り返る。 彼女もまた、かつて王太子から婚約破棄された過去があった。その時に…

わたし、凛苓は、焌燕の第一皇女です……名目上は。 前皇后だったお母さまが亡くなってしまったことから、皇帝陛下が寵愛していた側妃さまが皇后になったこと。 更に、わたしの瞳の色が左…

屋上から見下ろす街 透き通る風静かに吹く 交差点を行き交う人 その風に押され歩くの ほんの少しだけでも 触れられるなら 透明な幸せに会える 気がしたから 透き通る光きらき…

佐原雪（さはらゆき）はくも膜下出血で死んだ。美しいほどの過労死であった。３５歳での出来事であった。 その仕事には激務とパワハラがついて回っていた。雪は転職を繰り返せども、それらか…

【2022年メディアワークス三つのお題コンテスト最終選考通過作品】 白の描者（かきて）はどんな世界を描くのか。 彩（さい）ノ大陸に広がるは6つの国。 染力（せんりょく）と呼ば…

女子高生、高梨心美は学校終わりに買い物をし、帰宅の途中で不幸な事故に遭い、意識を失った。 目を覚まして右を向くと緑。左を向いても緑。そこは大自然あふれる森の中。 事故で致命傷を負…