「#人魚」を含む小説

私は療養のために南へと向かう列車に乗り込んだ。私のいる客室にとある青年がやってくる。その青年は昔の友人によく似ていた。話してみると青年は友人の孫らしい。私は昔の友人、彼の祖父がど…

★或る先生の人魚をテーマにした作品がヒントに★

日本は海に沈み、銀座ではカッパが一匹住んでいるだけになった。 ある日、カッパ君の元へ秋葉原に住む人魚の国から建国の招待状が届いたのだが……。 人魚は肉食で獰猛で、あまり信用がお…

人魚のラムネと宇宙人のジュニジェインの２人は、ふとしたきっかけで意識が入れ替わってしまう。人と深く関わることが好きな人魚たちと人と広く関わることが好きな宇宙人たち。それぞれに対し…

居場所がない者を拾い、静かに森の奥に佇む「Wistaria Circus」という名のサーカス団。異形の頭を持つものや、人魚、動くぬいぐるみなんかもいるようだ。普通という言葉に居場…

　ジュジュは幼いころに海で溺れたことがある。 　大陸へと渡る船の甲板から波の狭間に落ちたのだ。 　突然の強風に煽られてのことだった。 　夏に避暑のために家族でおとずれていた島。そ…

虚無と事実の境界線が、揺らいで、揺らいで──そして、揺らいで仕舞えばいい。 ※※※※※ 「夢の底」発売記念作品(｀・∀・´)✨ 事実は小説よりも奇なりと申しまして──。 …

ついぐなの人魚は血を泳ぐ https://kakuyomu.jp/works/16817330650757697792 　に登場する怪異たちの図鑑を制作する予定だったのですが、…

ある日「私」のもとに友人の乾からメールが届く。 その内容は突拍子もないもので「私」は乾を疑ったが、どうも嘘をついている様子もない。かくして我らは無謀にも、深夜の海に野郎二人で繰り…

人魚サメは嵐の海で助けた人間の男の子に恋をします。人魚サメの想いは届くのか。 サメ童話三部作シーズン1完結です。

部員の鳶田夜凪によるファンタジー短篇です。構想中の連作の一つとなっているそうです。 渇きにより破滅へと向かう世界の“最終列車”で、詩人と人魚が出会います。 ——言葉が私を殺すな…

人間の王子に恋をした人魚姫。夜が明ければ泡になって消えてしまう最後の晩に現れたのは隣国の王子さま！？（１万字程度、なろうからの移行です）※念のためレイティング指定入れましたけど、…

はるばる二ホンという国へやってきた。 元は詐欺師ではあるが、新天地では騙す手間すらなく様々な品物が面白いように売れて行く。 どうにかもっと金を稼げないか、と町を歩いていると『見世…

※この作品は、橘 紀里様の自主企画『（まだ）存在しない物語の後日談または番外編』 参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093…

人類が不老不死となった遠い未来。 AIを信奉するカルト教団から追われる少女、シルヴィは宇宙を飛び回る人魚たちと出会う。 動物に変身できるモル。メイドロボットのエルデ。そして人…

SS　人魚姫

　幼い頃、海で溺れたところを人魚に救われたことがある少年・六反田（ろくたんだ）は、幼馴染の一言から歌うことにトラウマを持つ。沖縄で出会った女性・ラトリーに促されて一人で海の前で歌…

「バケモノ」と皆に怖がられているネロと、泣き虫でいじめられっ子のシェル。 孤独だった人魚の子ども二人は、二人だけの世界のなかで寄り添って成長するうち、互いに惹かれあっていく。けれ…

人魚の口から語られる、知られざる人魚の生態。育まれた日本人女性との友情の物語。暑い南国・パラオ旅行の話。そして、そこで出会った男性との、一夜限りの恋の物語――― ※前作「人魚に…