歴史・時代・伝奇の小説

されど、必要なものは与えてくれた。 ニューヨークの祈りとお振の方に着想を得たある棋士の独白の話です。

民話や神話がお好きな方へ。ダークファンタジー。前後篇。 ★自主企画『同題異話』参加作品。2022/10月お題「白（アキ）の境に舞う金烏。」 https://kakuyomu.jp…

その集落では、人の手ではどうしようもないことを土地の神に祈るとき、“咎負い”を置く。“咎負い”は集落全ての咎を負う。役目を果たすまで、死んではならない。だが死を除くあらゆる罰を受…

まだほんの14歳の少年たちの日常を変えたのは、戊辰の戦火であった。 後に二本松少年隊と呼ばれた二本松藩の幼年兵、堀良輔と成田才次郎、木村丈太郎の三人の終着点。 ※本作品は昭和1…

いまはむかし──。 南朝の残党が跋扈する室町の世、はるか東の方、武蔵国中野郷に中野長者と呼ばれた男がいた。

ルイ１６世と王妃マリー・アントワネットの娘、マリー・テレーズ･シャルロット･ド･フランス。 捕虜五人と引き換えにタンプル塔から釈放された、元王女。閉じ込められていた三年と二カ月の…

1945年、終戦を迎え、平和大国として謳われていた日本。だが、その平和は100年で終わりを迎えた。 それから15年後の戦火15(2060)年、第二戦国時代と言われる時代が始まろう…

平城（奈良）に都が移り、女帝の時代。3人の皇族が中心となって内裏を動かしていた。 しかし台頭した藤原氏は四兄弟の鉄の結束でこれを揺るがし、ついには藤原腹の皇太子が誕生する。 阿…

清姫伝説のあらすじを改めて読み返した所、安珍（美坊主）めちゃめちゃかわいそうじゃん、と思い安珍に全力で肩入れした話を書きたいなと思って書き始めました。 安珍のついた嘘は身を滅ぼ…

和歌の真の意味を読み解くと、それは呪い歌であった。。。。 ※小説家になろうでも公開しています。 ※『夜叉王の面頬』の続編になりますが単体作品としても読めるようになっています。

鎌倉幕府草創期を舞台にした２組の男女の物語。源氏の血を引く二人の姫君と、弓馬に秀でた二人の若者。歴史上の人物出来事をモチーフにしつつ、ほんの少しファンタジーテイストは入ってるかも…

若彦はパークレンジャーとして箱根へやって来た。そこから始まる、過去世の因縁を解決すべく、 もう一人の自分と仲間と時空を超えて因縁を解決していく物語。 　 主人公　若彦 ヒロイン　…

播磨明石に在住する宮本伊織は、小笠原忠政の近習を勤める若き英才である。しかし彼には頭を悩ませる身内がいた。その人は宮本武蔵。恐れ多くも主君に斡旋されて彼の養父となってくれた高名な…

三国志の最大級の悪役董卓が主人公のお話です。 最も董卓が暴君になったのにはいろいろ理由があったりしますが。 平成の時代では濃い歴史オタクかつ焼畑農業をやっていた俺は気がついたら…

　夢だ、と気付く夢で、早桜は、ひとりの少年に「出会う」。風を操る力をうまく扱えないで苛立っている少年、というファンタジィな設定の夢だと「思った」。夢は続き物の小説のように、登場人…

かつてこの国には天才面師夜叉王というものが居た。 名の通り夜叉、つまり鬼面を特に得意としていた。 しかし、天才は見抜いていた。 かつて将軍だった自分の面を元に鬼面を彫ってくれと…

剛介が会津に残してきた子供、遠藤貞信。 彼は、父に対してどのような感情を抱いていたのか。 https://kakuyomu.jp/my/works/16817139558463…

新選組鬼の副長、土方歳三と、花魁、清花との、互いを想う一時を認めました。 ちょっとした艶シーンあり。苦手な方はご注意下さい。