三国志の悪役董卓に生まれ変わったけど死んだあとへそに芯を立てて燃やされたくない!
水源
永和4年(139年)
プロローグ
《プロローグ》
俺の名前は
たまによくいる硝石の作り方とか鉄砲の作り方なんかを暗記してる歴史マニアだ。
ちなみに職業は限界集落の山で焼き畑をやってたりする。
一応先祖代々受け継いだ畑を持ってるが結構厳しい生活でもある。
だが、段々畑の焼き畑仕事というのは意外と楽しくもある。
「さて、日も暮れるしそろそろ作業は終わるとするか」
今日も元気に農作業をしてそれが終わったところで、足を滑らして滑落する俺。
「ぬわおおっ??!」
段々畑を転がり落ちながら俺は意識を失ったのだ。
・・・
目が覚めた俺は見知らぬ女性の胸に抱かれていた。
理由はよくわからんが知識などを残して、生まれ変わってしまったようだ。
家や衣服など見る限りはそこそこ裕福な家庭のようだが……。
「この子の名はどうしましょうか」
「うむ、比類なきすぐれたものとして成長してほしい故に”卓”と名付けようぞ」
「きっと董家の名に恥じない漢にそだってくれますわ」
「字は仲穎としようぞ」
董+卓に仲穎……俺が生まれ変わった?のは
それにしても三国志における最悪の悪役である董卓に生まれ変わっちまったみたいだがマジかぁ。
父は
兄には夭折した
多分現在は
がまあ、乳児に生まれ変わったところでは今の俺にできることは少ない。
しばらくは普通の赤ん坊として育てられるままにしようか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます