フィルムアート社がお送りする公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」の【キャラクター:主人公は2人いてもいい?】回の中で触れた本をまとめてご紹介いたします。
▼カクヨムで読む
ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則
ロバート・マッキー=著
物語創作のバイブル 10万人が熱狂した伝説的セミナー
本書では、脚本家が学ばなければならないストーリーの普遍的な「型」を解説するとともに、キャラクター造形の方法、または物語に必須の「事件」の描き方とその設定の仕方を徹底的に掘り下げます。
これまで、ストーリーとキャラクターは別のものであるかのように扱われていましたが、マッキーは「ストーリーの構造とはキャラクターのことであり、キャラクターとはストーリーの構造のことである」と強く主張します。本書は、物語の「内容」にふさわしい「形式」を、ストーリーを創作する上で実際にどのように与えるかということを詳説しています。ハリウッドだけでなく世界中に多大な影響を与え続けている伝説のシナリオ講師ロバート・マッキーの最重要著作。
▼「ためし読み」をする
ストーリーの解剖学 ハリウッドNo.1スクリプトドクターの脚本講座
ジョン・トゥルービー=著
ディズニーやピクサーで活躍した「映画業界のベスト・スクリプトドクター」による待望の創作講座
本書では脚本の伝統的な構造である「三幕構成」を進化させ、より緻密にプロットとキャラクターを組み立てるためのハウツーが凝縮されています。ストーリー創作にとって「最適なプロセス」と「最も容易なプロセス」は違います。多くの人は容易なプロセス、つまり外的で機械的で断片的で一般的なプロセスを経て物語を創作します。しかし、本書では内的で自然で相関的で独創的な執筆プロセスこそが「本当の意味で利用価値のある唯一のアプローチ」であるとし、その具体的な方法を細かく指南しています。
映画脚本であれ、長編小説であり、戯曲であれ、短編小説であれ、どんな分野のストーリーテラーにも使える実用的な劇作論です。
▼「ためし読み」をする
ストーリー・ジーニアス 脳を刺激し、心に響かせる物語の創り方
リサ・クロン=著
物語の天才になるための極意は、主人公の内面の闘いを描くこと
本書は脳科学を用い、プロットとメタファー(隠喩)の背景にあるストーリーライティングの本質を解き明かしていきます。主人公の内面的な葛藤が物語を動かすというテーマを取り上げ、神経科学に関する真理を活用して段階的にアドバイスしていきます。「感情」が他の何よりも早く脳に関わる、という事実を脳科学の知識から強調。実践的で理解しやすく、物語のなかにおいて「何が機能していないか」を認識させ、ストーリーをどのように働かせるかを理解できるように設計し、それを開発・再開する手助けをします。この1冊を使えば、読者の世界観が変わるような、魅力あふれる物語を創り出すことができます!
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