きちんと学びたい人のための小説の書き方講座【キャラクター:キャラクター造型に必要な5つの質問(つづき)】で紹介した本

フィルムアート社がお送りする公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」【キャラクター:キャラクター造型に必要な5つの質問(つづき)】回の中で触れた本をまとめてご紹介いたします。

 

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「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方 
カール・イグレシアス=著 

 

最初の10ページがすべて?
いや、1ページ目からいきなり大事だし最初の文節、最初の単語も蔑ろにしてはいけない

本書は、読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。ビジネスとしての映画はいったい何を売っているのでしょうか? それは人間の感情です。感情的体験を映画やテレビというパッケージにして販売しているのです。つまり、何が読者を最も興奮させるのかを知り、感情的に巻き込んでしまう方法を見つけ出すことが、売れる物語をつくるために極めて重要なのです。 本書では、名作の脚本を徹底的に解体し、その語り方を分析します。そして読者の心に特定の感情やイメージを浮かび上がらせ、心を動かすために必要な技巧を指南しています。脚本を書く上で本当に大事なこと=「脚本を読む人に感情的な体験を提供すること」にとことんこだわった一冊です。

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 ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則
ロバート・マッキー=著

 

物語創作のバイブル 10万人が熱狂した伝説的セミナー

本書では、脚本家が学ばなければならないストーリーの普遍的な「型」を解説するとともに、キャラクター造形の方法、または物語に必須の「事件」の描き方とその設定の仕方を徹底的に掘り下げます。
これまで、ストーリーとキャラクターは別のものであるかのように扱われていましたが、マッキーは「ストーリーの構造とはキャラクターのことであり、キャラクターとはストーリーの構造のことである」と強く主張します。本書は、物語の「内容」にふさわしい「形式」を、ストーリーを創作する上で実際にどのように与えるかということを詳説しています。ハリウッドだけでなく世界中に多大な影響を与え続けている伝説のシナリオ講師ロバート・マッキーの最重要著作。

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SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く
ジェシカ・ブロディ=著

映画脚本術の超定番「SAVE THE CATの法則」シリーズに、小説の書き方バージョンがついに刊行!

「SAVE THE CATの法則」は、映画やテレビドラマなどの映像業界において、シド・フィールドの脚本術やロバート・マッキーの『ストーリー』とともに、”物語創作メソッドの権威”として知られています。本書は、その「SAVE THE CATの法則」を用いて小説の書き方に応用した内容になります。大事な鍵は、ペースの配分。テンポが良くて、視覚的で、登場人物の成長が興味深くて、もれなく構成されている小説なら、どんな大予算映画とも互角に戦えます。そして勝てる。10の物語ジャンル、15段階のビート・シートでベストセラー小説を徹底分析し、物語の描き方をやさしくレクチャーします。

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脳が読みたくなるストーリーの書き方
リサ・クロン=著

“心”ではなく、読者の“脳(ドーパミン)”を刺激せよ!

脳はストーリーをどう認識するのか? そして、どのようなストーリーに夢中になるのか? 面白いストーリーは、私たちの意識を常に集中させ、他のことに気をそらせません。つまり、ストーリーを書くうえで重要なポイントとは、「次に何が起こるか知りたい」という脳の欲求を常に引き出し続けることにあります。それが欠落していたら、どんな美しいメタファーも魅力的なキャラクターも、読者を満足させることはできないのです。本書では、小説、映画脚本、短編などの実例を参考にしながら、脳を満足させるためのストーリーの書き方を指南します。人間の“認知的無意識”が明らかにする、物語創作の実践ガイド。

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性格類語辞典 ネガティブ編
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ=著

キャラクターの性格が不完全だからこそ、読者は共感できる

本書では、人間の「欠点」について考えられる要因や、関連する行動・態度・思考などを通して、キャラクターのネガティブな属性について学ぶことができます。実際の文学や映画作品にみられる事例も豊富に紹介し、小説家や脚本家にとってはわかりやすく、創作者以外の方にとっても登場人物に照らし合わせて楽しむことができる内容です。 あえてキャラクターの暗い面に対して光を投げかける本書は、そのネガティブな面だけではなく、ポジティブな面も知ることで、魅力的な「欠点」づくりを目指す1冊です。また、ネガティブな人物を鮮明に描くことで、ポジティブな人物をより輝かせることもできます。物語を深みのあるものにするだけでなく、読者の日常生活においても自分自身の性格を見つめ直すことにおいて役立つでしょう。

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アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?
K.M.ワイランド=著

 

小説、映画脚本、ゲーム、マンガ
あらゆる物語つくりに応用可能な「地図」=アウトラインの描き方

「アウトライン」とは、小説を執筆するうえでのロードマップ。最初にアウトラインを構築することこそが、小説を最後まで「書き切る」ための近道です。時間をかけてアウトラインを作ると、物語にバランスとまとまりが生まれる、伏線がうまく配置できる、主観が計画的に選べるなど、さまざまな成果が期待できます。 本書では、アメリカ在住の現役作家が、アウトライン構築にあたっての独自のメソッドをステップごとにナビゲートします。既に小説をたくさん書いている人には執筆術の「再入門」として、初めて書く人には基礎知識の習得に活用できる一冊です。

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SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術
ブレイク・スナイダー=著

 

ブレイク・スナイダー・ビート・シートで物語の構造を完全マスターする

「小難しい脚本術の分析書はいらない。シンプルで、しかも本当に大手映画会社が買ってくれる脚本を書くための最低限のコツを教えてくれ!」そんな読者のための超実践的脚本マニュアル。脚本とは芸術であり、科学でもある。科学である脚本を支配するこの法則は、不変のものなのです。 学者の難解な分析本とは一線を画し、業界を知り尽くした筆者が、メジャーで売れる脚本の法則を簡潔に語りおろします。ジャンル、プロット、構成、販売戦略、キャスティングなど、基本要素を踏まえながらも、誰も教えてくれなかった黄金法則は、驚くほど実践的です。三幕構成を応用したブレイク・スナイダー・ビート・シート(物語を15項目の「ビート」で構成するメソッド)を使えば物語の構造を完璧に自分のものにすることができます。

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キャラクターからつくる物語創作再入門 「キャラクターアーク」で読者の心をつかむ
K.M.ワイランド=著

 

キャラクターアークを理解すれば、物語の中でキャラクター(登場人物)が躍動する!!

本書は、人物がたどる変化の軌跡=「キャラクターアーク」に注目し、キャラクターアークの基本形な三つの型について詳しく言及しながら、登場人物とストーリー構成がいつどのように関係し合うのかを説明しています。
物語創作をするうえで「人物」と「プロット」を分けて考えるのは大変危険です。どちらか一つをおろそかにすればストーリーは危機に陥ります。なぜなら人物がプロットを動かし、プロットがキャラクターアークを作るからです。両者は切っても切れない関係にあるのです。「プロットと人物は一心同体」というのはプロットの「構成」と人物の「アーク」が一体だということを意味します。言い換えれば、人物の内面の移り変わり(=アーク)がしっかり構成できれば、プロットもテーマもしっかりと安定したものになるということです。
キャラクターと物語の関係性を徹底的に掘り下げた、これまでになかった実践的創作術。

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