概要
舞台は戦乱の世。自らを連歌師と称する鴇羽蘇芳の、過去と仲間と今の物語。
【あらすじ】
時は室町時代中期――京の都が応仁の戦火に包まれていた頃のこと。房総半島にある安房国の隣国「色沢国」に、一人の男が足を踏み入れた。彼の名は鴇羽蘇芳(ときは すおう)。その正体は「連歌師」という、連歌を詠んで旅をしていく者だった。
「歌を連ねて詠う、それが連歌。同じ歌から始めても、それを継ぐ人が変わる度に、歌も全く違うものになる――――まことに面白き世界です」
蘇芳が色沢国で出会ったのは、琥珀色の瞳を持つ少女。心のうちに青い炎を秘めた若侍、そして気弱な若様――。色とりどりな人々を巻き込み、物語は加速していく。
時は室町時代中期――京の都が応仁の戦火に包まれていた頃のこと。房総半島にある安房国の隣国「色沢国」に、一人の男が足を踏み入れた。彼の名は鴇羽蘇芳(ときは すおう)。その正体は「連歌師」という、連歌を詠んで旅をしていく者だった。
「歌を連ねて詠う、それが連歌。同じ歌から始めても、それを継ぐ人が変わる度に、歌も全く違うものになる――――まことに面白き世界です」
蘇芳が色沢国で出会ったのは、琥珀色の瞳を持つ少女。心のうちに青い炎を秘めた若侍、そして気弱な若様――。色とりどりな人々を巻き込み、物語は加速していく。
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