アイカノ

兄妹がAI部隊から逃亡するところからスタートするのですが、その間のアクションシーンがとにかくド派手で見ごたえありです。

そしてAI軍団。所々人間のような面を覗かせるものの、一部は相当鬼畜な奴らです。

とあるシーンには思わず開いた口がふさがりませんでした。

これもシンギュラリティの賜物だというのだろうか。

見どころ多し、目が離せない一作です。

声が出ない、何も見えない状況化。

「さあ、乗れ！」

と知らない男に言われるまま車に詰め込まれる兄と妹。

迫り来るAIからの奇襲。
トップスピードで行われる戦闘。
止まない銃撃戦。
誰が敵か味方か、分からない緊迫感。

この小説の目的地は……。

禁断の官能の世界です。

描写がとにかく綺麗で、その上圧倒的なスピード感がありました。
気が付けば甘美な世界にいざなわれ、そのまま罪悪感を植え付けられる。
そんな新感覚を味わえる作品です。

AIと人間の関係性を考えさせられる

どきどき、ハラハラのファンタジー

AIは人間を超えてしまうのか！

皆様にも読んで頂きたい！

おすすめします。

登場人物の息吹を感じさせてくれる味わい深い人間模様。
巧妙に散りばめられた数々の謎と、めくるめくその回収劇。
圧倒的なスピード感と迫力、それを可能にした秀逸な描写力。

AIが台頭する近未来を舞台にしたこの作品は、それら数多のファクターが紡ぎ出した壮大なSFバトルアクションファンタジー。

特に愛と哀しみと怒りが交錯するラストは涙なくして語れません。

皆さん、必読ですよ！

アクションの凄さなどは、他のレビュワーの方が語り尽くしてくれているので……

もうこうなったら、この作品が持つもう一つの魅力の側面。

むふふ♡要素にフォーカスして紹介する汚れ役を買って出せざるをえません。


レーティングを見ていただければ分かるとおり、フルレーティングです。

はい、がっつりあります。そういうシーンが。がっつりです。


もちろん、そこが主題の作品ではなく、あくまで近未来アクションではあるんですが。

でもこれが、ただのサービスお色気シーンとか、幕間のラブシーンじゃないんですよ。

要所も要所で使われます。

繰り返しますが、ただ主人公とヒロインが愛を確かめ合う、とかじゃ…続きを読む

AIとそれを取り巻く陰謀。
人間の闇と光。

遥か昔から続くこの戦いの現場は、闇に渦巻く魑魅魍魎の世界から、テクノロジーの最先端、AIへと移り変わる。

しかしどれだけテクノロジーが進化しても、人の心に秘められた光と闇は決して変わること無く、また相容れることもない。

ダークネスで圧巻のAIバトルと、淫靡でむせ返るような「その時」から目が離せない。

僕はこの物語を拝読させて頂き、一番に感じた事は「新しい感性」です。

当たり前に言われる事ですが、とても難しい事。これは「新しいアイデア」とか「個性的な作風」とかとは違うんです。すごくニュアンス的なんですけど、通常の文体でも組み立てやチョイスがなんだか違って、すごく新鮮に響くんです。

そういう効果は意図的には生み出せなくて、完全に持ち味の世界。若くしてデビューされる方は、うまいと言うよりはこういうニュアンスを大抵持っておられるかと思います。

それで、こちらの「アイカノ」を読んだ時に、僕はその「新しい感性」を感じました。

同様の内容をある程度プロレベルの方がお書きになられても、この持ち味…続きを読む

最初から一気に持ってかれます。スクロール止まらない、どんどん読んでしまう。まさに時間泥棒。でも体感的にはあっという間なんです。

文字を追いながら即座に頭に映像が浮かぶ描写。スピード感のある展開でも彼らの感情は放置されずしっかりと描かれているので、ハラハラドキドキの臨場感たるや。

是非読んでみてほしい。せめて一章だけでも。
壮絶な展開ですが読むことをやめられない。読ませる力がこの作品にはあると思います。
アイカノの世界を是非体験してみてください。

　スリルとスピード感あふれる、近未来ファンタジー。
　今現在でも、色々な物議をかもしているAIと人との関わりを考えさせてくれます。
　AIはとても便利だけれど、最終的には人の敵になるのでしょうか？
　それとも、頼もしい味方？
　人間にも個体差があるように、AIにも個体差がうまれて、一概には言えないのでしょうか。
　私たちの、ほんの一歩先の未来を暗示しているような、この作品。
　おすすめします。

AIとのこれからを考えさせられるファンタジー作品！！

緊迫した展開からのハラハラと、その後のほんわかした場面など読んでて惹き込まれることは間違いない！！

読んでて、なるほどな！って思えることもしばしば🤩

ハイクオリティなこの作品、皆様も手に取ってみてください！！