男に襲われ男嫌いになったら、女の子を好きになった

父が外国人でハーフの栗林浪漫（くりばやし・ろまん）。
中学生の時、同級生達に襲われて男性恐怖症となる。（診断を受けてないのであくまで自称）
家族も受け入れられない程であったが、幼少からの親友である鳥栖小串（とす・こぐし）の懸命なリハビリと献身的な介護のおかげで、家族やある程度の男性との会話などは出来るように回復する。

それでも中学時代には修学旅行も卒業式も参加せず、高校・大学も女子高女子大と男性から距離を置く生活を送って来た。
当然、外出も極力しないようにしており、趣味である漫画やアニメ等が高じて同人誌を作るようになるが、自らイベントに参加する事はなかった。

女子大生となり、少しは外出出来るようになった浪漫であるが、高校時代からの友人である長門二見（ながと・ふたみ）らに誘われ、女性専門メ…続きを読む