良くも悪くもご都合で楽しい異世界転移の物語が多い中で、大きなハンデと謎を抱えたまま歩き出す主人公に好感を覚えました。一見シビアなお話ですが、旅の目的や世界観へのワクワクはちゃんと感じ、今後が気になります。少しビターな雰囲気と、知識に裏打ちされた地に足がついた世界観。切なくて暖かい人間模様。シンプルに好きです。このレビューを書いた段階(〜第七話)ではまだ序盤かとは思っていますが、今後への期待と応援を込めて。
もっと見る