【カクヨムコン9】多分、エッセイ。

　食事運とは何ぞや？　と軽い気持ちで読み始めたら、「ええーー！？」からの「嘘でしょ！？」の連続！！

　テンポ良く話が進んでいき気がついたら1話を読み終えていますが、衝撃的な内容の数々に頭の整理が追いつかず混乱。最終的には「そんなことあるんだなぁ」となんだか悟ったような気分になります。

　本エッセイは食事というテーマを通じて、人生は不運・困難の連続であるという哲学的なテーマを示しているのではないかと錯覚してしまうほどに波乱に満ちています。食事するだけなのに。

　こいつは何を言ってるんだ？　と思われたそこのあなた！
　是非読んでみてください。言ってる意味が分かりますから。

「食事での事件」

それだけに焦点を当てた、まさかのエッセイです。

外食先で作者が見舞われた、数々のトラブルは、「あー、あるある！」とはならないエピソード揃い♪

是非ご賞味、いやご覧あれ！

タイトル通り。

一体何度読み返したことでしょう。この第一話を……。

ははこさんのエッセイは、豆ははこさんとの交流が深まれば深まるほど、面白く感じられていくのです。あら不思議。

最初に出会ったときの私の印象は、

あら、とてつもなく丁寧な方がいらっしゃるわ？　こんな人もいるのね……。

という感じのものでした。

週間ランキング、エッセイのトップ常連。そしてユーザーフォローをしない不思議な方、そんなははこさんと、まるでこのエッセイの中身となんらかわらないやりとりを積み重ねて今日を迎え……。


あー！やばい、抱腹絶倒。
え、お腹よじれるほどあなたも笑ってみたいって？　ははこさんと仲良くな…続きを読む

出先で美味しいものを食べようとしているだけなのに……どうして？
誰もが人生で一度は遭遇するであろう食事運の悪さ。しかしながら、作者様の遭われた不運には顔を覆いたくなるほどのレパートリーの数々。
作者様から漏れる心の声と非常なる現実が見事に両輪として働き、ブレーキなしで一気に読める、素晴らしいエッセイです。

儘ならないのが人生……って、いう言葉で片付けられるかッッ！！

想像を超える試練を、作者様は乗り越えています。

もしかしたら、貴方も似たような経験をしているかも？

ですが、この五回は……どれも凄まじいですよ！！

え、そんな、漫画みたいなことある！？

とツッコミを入れながらも軽快に進んでゆく物語（実話）に笑わずにはいられません。
え？　笑わない人、おいでます？？

そして、エッセイを読んだ方のコメントを拝見してまた腹を抱える羽目になるという……。

こんな目に多々合われているのに外食をやめないその姿勢がとっても好きです。

う～ん、うなるほどに、面白い。
日々、よくあるあるをこんなに楽しい文章にされるとは。

著者さんと一緒になって、笑ったり、怒ったり。
そうそう、そこ、そうなんだよな～、と共感の嵐です。

　　作者様のツキのなさというのか、まるでダイハードの主人公並みに食事運がない！

　ある意味でもっているというのか、食事運の悪さはともかく、食べることは生きること。

　やがては血となり、肉となり、こうしてカクヨムにて語られたことによって、多くの人々の共感と笑顔を呼んだこと間違いなし！

　さ、このレビューを読んだけれど、まだ本編を読んでいない方は是非、今すぐに読むことをおすすめするぜ！

　それじゃ、are you ready？───。

当レビュー筆者が、自分自身に起こったら間違いなく「ええー…」と引きまくるトラブルの数々ですが、この作者様のユーモアあふれる流麗さで表現されると、笑いごとじゃないのに「ぷふッ」と笑って拝読してしまうという、文章のマジック。イラッとくるストレス、こんなふうに受け流すことができたらなあ。こんなすてきな文章力、あこがれちゃうなあ。

人は生きていればいろんなことにぶち当たる。
それこそ、人が最上位の謝罪をするために空を翔けることもあれば、暇だからと紳士にお茶に誘われることだって。

時には回転寿司で知らない隣の人からセクハラまがいの事をいわれたりするけど、きっとそうやって人は成長（？）していきまた一歩人生を翔けていくのでしょう。

そんな食事運のない作者さんの様々な事件。
共にあるある、と、にやりと電車の中で、笑ってしまって周りに気味悪がられてみてはいかが？

……あ、そりゃ現在進行系で私かΣ(⁠‘⁠◉⁠⌓⁠◉⁠’⁠)