いつか行ってみたい旅行先の候補に、ドイツが入っちゃいました!
それまで、ドイツかぁ遠い国だな…という壁を感じておりましたが、こちらのエッセイを拝見し、意識がガラッと変わりました。
クリスマスのイベント、行ってみたーい! あのカレンダーになってる小さな引き出しを、現地でわくわくしながら開けてみたい。
そして豚肉料理の種類の多さ! 日本人の5倍ほど豚肉を食べちゃう文化に驚きでした。なかでも、生の豚肉メットブルストの記事は、衝撃でした。美味しいとのことで……。
現地のパンと、ハーブティと、豚肉料理をおみやげに抱えて、空港から日本に帰ってくるのもステキだなぁと想像しました。
あ、旅行や料理のことばかり書いてしまいましたが、これからドイツに長期滞在される人にこそ、おすすめしたくなる素晴らしいエッセイです。ドイツの文化、傾向が詳しく面白く書かれていて、日本との違いや対比も具体例を挙げられているのでわかりやすく、目から鱗です。
全身でドイツを、感じてみたくなります。ためになって、とても楽しいエッセイを、ありがとうございます!
ドイツに長らく住まわれている著者さんによる「ドイツはこんなところだー!」なエッセイです。
テーマはもちろん「ドイツ(ってやつは)」なわけですが、それを我々日本人の目からじっくり見定めた内容になっていて、それがまたおもしろいんです。
たとえば日本なら、「京都の人はプライド高い」とか「福島(会津)の人は鹿児島(薩摩)に含みがあったり」なんて、土地土地のなんとない傾向があるじゃないですか。ただドイツはこんなところでーという紹介じゃなく、そういう国内の人間だからこその偏った目や、それを外国人だからこその疑問や興味で掘り下げてくれる感じです。
かくてさらけ出されるドイツ人の本音!
なんていうか、国はちがっても同じ人間だなぁと理解できて、ついつい親近感を抱いちゃうわけですよ。
読んだら普通にドイツ行きたくなること間違いなし!
各エピソードが独立してますので、興味あるテーマをピックアップして読めるのも魅力です。
(目を持って行かれた“テーマ”4選/文=髙橋 剛)