最終回 食事運、みたび。やっぱりネコタイプロボットが好き。

 最終回です。


 本作へのたくさんのフォロー、❤、ご感想、お星⭐さま、レビューを誠にありがとうございました。


 最終回は皆様からのレビュー、ご感想への返信などに書かせて頂きましたことと一部が重複いたしますが、ご容赦下さい。


 それでは、その1、某ファーストフード店にて。


 品物が足りない……ではなくて。


 中身に、硬いところがあったのです。

 バンズごしの感触が、明らかに通常とは違います。


 豆はだてに食事運が悪くはありません。


 これは、と怪しみ、バンズを剥がします。


 すると、場所によって、解凍されていない? ところがあります。


「店長さんをお願いします」


 こういう時は、責任者さんに伝えるのが一番です。


「はい、どうされましたか」

 一見、普通の店長さんです。


「……これ、何だか硬いんですよ」

 こそこそと商品を見せる、豆。


「……硬いですね」

 商品に触れた結果です。


 やりました、普通の店長さんです!


「これ、解凍されていないのかな、と思うのですが」


 店長さんが血相を変えました。

 

「え……」

 声に出てますよ。


「ただ今お取り替えを! お席でお待ち下さい!」


 店長さん、すぐに、自ら届けにきてくれました。

 代わりの商品と、それから、何枚かの商品券です。


「いえ、これだけで」 

 必要以上のものは受け取りたくはありません。


「お受け取り下さい、気持ちです」

 ……気持ち。受け取って! という圧です。


 頂きました。


 ちなみに、その某ファーストフード店の別の店舗ではチーズを入れ忘れられました。

 チーズ入れ忘れはあるあるみたいです。ネットで経験者さんを何人か拝見しました。


 ただ、このように中身が硬い、という経験談はまだ拝見しておりません。


 その2。


 遅めのランチタイム。

 割と空いています。


 豆にしては珍しく、早いなと思うくらいにきちんと注文の品が配膳されました。


 食べ始めます。おいしいです。


 よかった、今日は無難に終わりそう。


 そう思っておりましたら。


 少し離れたテーブルのお客さんが、こちらを見ながら店員さんに何やら文句を言っています。


 店員さん、平謝り。


 お客さんはかなりの時間、こちらを見ていました。

 にらまれてるのかな?


 ……まさか。


 もしかしたら、ですが。


 同じオーダーだったので、配膳ミスをされた?


 真相は、分かりません。もしかしたら、です。


 ただ、それくらいしか睨まれる理由が思い浮かびませんでした。


 ちなみに、パスタでした。おいしかったです。……特に、途中までは。


 その3。


 某ファミレスにて。 


 これは最近のお話。豆ははこです。だから、豆の時には言えなかったことも言えます。


 そのファミレスには、ネコタイプの配膳ロボットがいます。

 

 猫がお好きという作家様はカクヨム様に多くいらっしゃいます。


 豆ははこも、月と共に俳句に詠むくらいに好きです。


 ですから、やっぱりネコタイプロボットも好き、なのです。


 わくわくしながら配膳してもらうのを待っておりました。


 もちろん、店員さんが配膳してくれても文句は言いませんよ。


 待っていましたら……ネコタイプロボットがきてくれました。


 嬉しいです。


 ところが。


 なんと、注文の品と違います。


 伝票は……合っています。


 どうしましょう。


 ネコタイプロボットのミスなら、違うメニューでも食べよう。 証拠隠滅!


 そう考えておりましたら、店員さんが。


「申し訳ございません、間違えました!」  


 のせるメニューを間違えたそうで、正しいものを持ってきてくれました。


 よかった、ミスをしたネコタイプロボットはいなかったのです。


 こちらは、とてもおいしかったです。いえ、とてもとても、ですね。


 最後は、きちんと味わえました。


 ごちそうさまでした。



 以上、これにて本作はおしまいでございます。


 初のエッセイ連載、たくさんの方にお読み頂けましたことに厚く御礼を申し上げます。


 カクヨムコン9エッセイ部門参加作品の字数制限がございますので、今回を最終回とさせて頂きます。


 また何か皆様にお伝えできますことがストックできましたら、『多分、エッセイの2』をお届けしたく存じます。 


 本当にありがとうございました。


 ご経験、ご感想、こんな内容のネタはないの? などのコメントもお待ちしております。

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【カクヨムコン9】多分、エッセイ。 豆ははこ @mahako

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