概要
その存在の不完全さゆえに温もりを求め、傷を舐め合う為に今日も抱き合う
幼馴染の真名に彼氏が出来た。喜ばしい事のはずなのに素直に喜べない僕がいた。
真名の事は素直に祝福したいし、彼氏の徹は僕の親友でいい奴なのは太鼓判を押せる。
それに僕が好きなのは真名じゃなくて『真帆』だ。
幼い頃の虐待で解離性同一障害、いわゆる多重人格症を発症した真名の中に存在する副人格の『真帆』だ。
僕は男性恐怖症でもある真名に彼氏が出来るとは考えておらずに油断していたのだ。
彼氏が出来たとすると今までの距離感を保つのは難しいだろう。
真名の中の副人格の彼女たちとも会う機会が減ってしまう。その事実が僕の気持ちを暗くさせるのだ。
番外編始めます。
(小説家になろう投稿中)
真名の事は素直に祝福したいし、彼氏の徹は僕の親友でいい奴なのは太鼓判を押せる。
それに僕が好きなのは真名じゃなくて『真帆』だ。
幼い頃の虐待で解離性同一障害、いわゆる多重人格症を発症した真名の中に存在する副人格の『真帆』だ。
僕は男性恐怖症でもある真名に彼氏が出来るとは考えておらずに油断していたのだ。
彼氏が出来たとすると今までの距離感を保つのは難しいだろう。
真名の中の副人格の彼女たちとも会う機会が減ってしまう。その事実が僕の気持ちを暗くさせるのだ。
番外編始めます。
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