概要
不思議で悲しい雪国のボーイ・ミーツ・ガール！
戯曲です。
40年近く前、大学生の頃に書きました。
当時、子供相手のボランティアをしていまして、ある年の夏休み子供会の出し物に、ラフカディオ=ハーンの『雪女』の紙芝居を演ったのでした。「夏だから怪談」という事で（単純）。
ところが、そうしたら、子供たちが、こちらの期待以上に怖がってくれまして、保護者から苦情を受けてしまったのでした（笑）
そこで、子供向けにマイルドにして、紙芝居か人形芝居向けに戯曲にしたのが、この作品です。
舞台は、ハーンの『雪女』は、実は東京の多摩地区が舞台なのですけど、本作では東北地方にしました。
主人公の家業が、近ごろ人気の某アニメと被っているのが遺憾ですがw、かつての日本の「エネルギー産業」という事で、笑って赦して。
全４幕。１幕ずつ週末に不規則に転載していきます。
40年近く前、大学生の頃に書きました。
当時、子供相手のボランティアをしていまして、ある年の夏休み子供会の出し物に、ラフカディオ=ハーンの『雪女』の紙芝居を演ったのでした。「夏だから怪談」という事で（単純）。
ところが、そうしたら、子供たちが、こちらの期待以上に怖がってくれまして、保護者から苦情を受けてしまったのでした（笑）
そこで、子供向けにマイルドにして、紙芝居か人形芝居向けに戯曲にしたのが、この作品です。
舞台は、ハーンの『雪女』は、実は東京の多摩地区が舞台なのですけど、本作では東北地方にしました。
主人公の家業が、近ごろ人気の某アニメと被っているのが遺憾ですがw、かつての日本の「エネルギー産業」という事で、笑って赦して。
全４幕。１幕ずつ週末に不規則に転載していきます。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!夕焼け小焼け
子どもの頃に親しんでいた童話や童謡をいま読むと、こんなに短い話だったのかと愕く。
原稿用紙、一枚から数枚程度。
話の筋も他愛ない。
それなのに、どれほど豊かな情景や情感を、幼い心に与えてくれたことか。
世の多くの親が子どもに与える絵本を吟味するのは、「子どもには少しでも良いものを」と願っているからだ。アニメ風の絵が氾濫している今であっても、むかし発刊された芸術作品のごとき絵本の幾つかはベストセラーであり、児童館はじめ幼稚園にも置いてある。
かつてあった気品や矜持や国文化を「嗤うべきもの」として戦後コテンパンに貶めていったとしても、日本人の心にはちゃんと情緒や哀感が備わっている。…続きを読む