概要
そうだ、ラブホテルに行こう
中学3年生の女の子、久保田アスカ(くぼたあすか)は些細なことで母親と喧嘩して家を飛び出す。幼なじみの友人の成瀬翔子(なるせしょうこ)を頼ろうとするものの、なんと翔子も家出の真っ最中。いく当てのない2人がたどり着いたのはなんとラブホテルで……中学生2人による、ちょっと変わった青春コメディはじまります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!背伸びした少女2人が一晩の過ちを犯すが、読了感は実に爽やか
背伸びするJC2人の微笑ましさが随所に光る。二人で家出しちゃおうってタブーを共有するシチュエーションはまさに青春だ。
ラブホという舞台設定で百合の関係を期待して読み始めた本作。とても満足できる展開に百合豚の僕もにっこり。
家出百合は重い作品も多い。しかし、本作はあくまで「いつもの家出」からの変化だ。家出そのものが重くならない導入となっている。
ストーリー上で示される謎やわだかまりも当然すべて解決される。
読みやすく始まり、爽やかに終わる青春百合。望むならこの二人の女女関係をもっと読みたくなった。好き。ありがとう。 - ★★★ Excellent!!!少女達のラブホテルでの成長ストーリー
最初に一言、とっても良かった!
キャッチコピーとあらすじに目を惹かれ、第一話を読んだところ引きが素晴らしく、気づいたらあっという間に最終回まで読み終えていました。すごく文が読みやすくて頭にスラスラと入ってきました。
ストーリーと設定の完成度が高く、たった20,000字だけで少女達の成長をあそこまで表現していて、作者様の技量に驚かされました。
登場キャラクターも作り込まれており、キャラ同士の掛け合いやラブホテルに対する態度が違ったりと、緻密にキャラ設定が描かれており、一字一句無駄なところがなく感嘆しました。
そして何よりこの作品において欠かせないのが、久保田アスカの恒例行事である家出に…続きを読む