小さなふたりの、背伸びしすぎた逃避行

中学生と、ラブホテル。危ない匂いを感じる設定でしたが……。

とても読みやすい文体で、ぐんぐん引き込まれました。中学生という、大人への第一歩を踏み出すことの期待と不安。また、誰しも感じる特有の悩みを抱えているふたり。
ラブホという非日常空間がその悩むふたりを繋ぐように、絆が紡がれていくさまが見事でした。

その他のおすすめレビュー

鮎のユメさんの他のおすすめレビュー17