非常に興味深い、そして物悲しい。ファンタジーの中に存在しうる、不思議な常識。しかして、その裏側には……?
物語を書くのが好きな小魚です。 魔法少女や百合や、人間ドラマなど、人の心のどこか弱い部分を描き出して、弱さの先の暗がりにある小さな光を見つけるような、そんな作…
印象的だなあと思ったのは、世界観ですね。美しいです。美しいんですよ間違いなく。でも、どこか不穏……っていう不思議な感覚に陥ります。語り口は淡いのに、物語の中に散りばめられた『謎』とか『旅情』はす…続きを読む
そう、まるで、おとぎ話の様に綴られて行くお話に、ゾワリとする様な何とも言えない怖さを覚えます。
どんな話なんだろう…そう思いながら1話目を読みました。すると、どうでしょう。読みやすい文章に、どこか不穏さを感じさせるストーリー。なんかもうこのレビュー文自体、この作品の語り手に影響を受けてます…続きを読む
柔らかい読み口の幻想譚。ささやかで陰鬱なオムニバスは、上手いなぁ、と思いました・・・。
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