少女達のラブホテルでの成長ストーリー

最初に一言、とっても良かった!

キャッチコピーとあらすじに目を惹かれ、第一話を読んだところ引きが素晴らしく、気づいたらあっという間に最終回まで読み終えていました。すごく文が読みやすくて頭にスラスラと入ってきました。

ストーリーと設定の完成度が高く、たった20,000字だけで少女達の成長をあそこまで表現していて、作者様の技量に驚かされました。

登場キャラクターも作り込まれており、キャラ同士の掛け合いやラブホテルに対する態度が違ったりと、緻密にキャラ設定が描かれており、一字一句無駄なところがなく感嘆しました。

そして何よりこの作品において欠かせないのが、久保田アスカの恒例行事である家出についての美学です。あそこまで深い意味が込められた家出の美学は、きっと作者様自身が家出をしまくっていたのでしょう、だからこそあの素晴らしいく美しい家出について語れたのだと、私はそう考えます。……すみません取り乱して熱く語ってしまいました。

個人的に、良作の割に作品に対するフォロワーが足りなさすぎでは?と思いました。

あらすじは読んだけどまあ読まなくていいかなーと思った人に向けていいます。是非読んでください。後悔はしないはずです!

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