web小説の魅力とは何か。
それは、個人のアイデア一つで、何もかもを鮮やかに飛び越えてみせる『未開ゆえの自由さ』にある、と私は思った。
多少のお約束・テンプレートはあれど、既存の界隈のように、未だ固まっていない。
故に、新たなアイデアが生み出され、そして受け入れられやすいのだ。
その小説も『異世界転生』のテンプレートは用いつつ、『温泉』という思いもよらない発想を持ち出し、そして、見事に作品として融合・昇華させている。
web小説とは、誰もが自由に筆を執り、誰もが新しい世界を創造できる場所。
忘れていたその原点を、私に思い出させてくれた作品。