教室で焼き芋したら追放されたので!保健室でテレワークするヤンデレ生徒会長になりました!!変態悪役令嬢教師には勝てなかったけどハッピーエンドです!!
第23話 悪役令嬢になったつもりはないが、洗濯は重要だぞ?いい香りで過ごせばモチベ上がるし!!な保健室!!
第23話 悪役令嬢になったつもりはないが、洗濯は重要だぞ?いい香りで過ごせばモチベ上がるし!!な保健室!!
あたし生徒会長!!この世界を例えるなら夜明けなんてない白夜なんです!
終わりはないけど藍髪先生との学園生活は続きます!!!
ー 保健室 ー
「お~い赤髪ィ、生きてるか~?」扉ガラッ
「せ、先生!寒いです!!」ガクガクブルブル
「うわ!なんでこんなことに!!」
「流石にこの寒さは無理です!!ひざ掛けすら役に立ちません!!!」
「あー、始業時間になったらエアコン入れるから待ってな。
といっても緊急を要するか。私の使ってる電気式湯たんぽでも使うかい?」
「先生の!!!是非!!あと買い取ります!!!」
「欲しいならあげるがこの場を切り抜けたら布袋は洗濯させてもらうぞ?」
「先生の香りがするので却下します!!」異議ありー
「衛生面的によろしくないからな」待った!!!
論破されました!これでも保健室の先生ですから!
「まあ一応使い方を。
私のはUSB給電タイプだから別売りのモバイルバッテリーを用意してくれ。
大体1分ぐらいで温かくなるやつ。授業の時間50分ぐらいは持つぞ」
「スマホの充電できないじゃないですか!!!」
「そこは別のバッテリー買えって。自宅用にはコンセントタイプもあるぞ」
「自前のカセットコンロからお湯を取り出したほうが早くないですか?」
「それは君だけだ!!!普通の学生は料理用にコンロ持ち歩かないぞ。
いや登山部は別だな」
「USBなら学生にも、おすすめできますね!!!」
「だから紹介してたんだが!!」
藍髪先生はお金持ちなのに結構庶民派です!!
「電気式ブランケットとの違いは何です?」
「布地面積の差だな。ブランケットのほうが暖かいが
湯たんぽの布カバーは小さい、つまり洗濯して早く乾くんだ」
「別にファ〇リーズで匂いケアすればいいんじゃないですか?」
「ゑ?1週間物の美少女ブランケットを私にくれるって?」はぁはぁ
「うわあああああ!!変態のエサになるので洗濯しないと!」悪霊退散!
「あはははは、帰宅後毎回洗濯機回して乾くといいな。
濡れたままだと寒いだろうし」
「学園の平和の為に湯たんぽを使います!!」
「湯たんぽで温めれば普通のブランケットも乾くだろうし、
何より電気式はデザインが選べないからな」
先生は美的センスよりも本能で感じ取るタイプです!!!
「私やメイド君のような洗濯中毒は1日4回は洗濯機回すし」
「多くありませんか!!」
「3人で過ごしてるからな。それぞれの寝間着や
”布団のシーツ、枕、毛布”を日ごとに洗うから。
あとは各自日中の服で計4回」
「洗濯に取り憑かれてます!!!」
「いい香りがするものを身につければ生活のモチベ上がるし。
枕カバーだけでも洗い替えを買って毎日交換することをお勧めするぞ」
「というか保健室にも洗濯機ありますね!!」
「ああ、体操着を忘れた子とか、不慮の事故で粗相をした場合、
洗わないといけないからな。
暇なら洗濯板でやりたいが昨今のウイルス騒ぎで保健室チャットは大忙し。
中々時間が取れない。健康に気を使ってくれてるから嬉しい悲鳴だがね」
「先生の職業が迷子になりかけました!!」
「本当なら外に出た衣服なんて雑菌だらけ、全部洗って欲しい。
学生服はクリーニングに出すからそうは言ってられないが、
ブランケットやマフラー、アウターなんかは洗い替えを勧める」
「衛生面お化けです!!!」
「いや、濃厚に凝縮された美少女の香りによって、
禁断の左腕が解放されてしまうからな」ぐっ、耐えろ私の鼓動よ!
「なんか設定が中二病!!!」
「そこら中にエサがある状態だからな。
へその下がギュルギュル唸ってる」
「多分空腹なんだと思います!!」
「あはははは、違いないな。私食事に関しては小食だからな」
「ではご飯にしましょう!!!」
「あっ、言い忘れたけどスクールバックも同罪だから。
特にキーホルダーのぬいぐるみとか世界の最後になっても嗅ぎたいからな」
「予定を変更!!!スクールバックを水洗いしてきます!!!
多分今やれば下校時には乾くはずです!!!」
「私の食事!!!しょうがない、ビタミンメイト食べるか」
「先生人間ですよね?女の子の香りだけで食欲満たさないでください!!」
ここは
先生が脱出しないように定期的にエサを撒かなければいけません!!
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