第18話 ダイエットする保健室!!

 あたし生徒会長!!新年あけましておめでとうございます!!

ただ問題発生です!!


ー 保健室 ー


先生    「おーい、赤髪ィ金髪ゥ新年あけましてぇえええ!」

赤髪ちゃん 「敢行ぉ」ばりばり

金髪フード 「のじゃ」ばりばり

先生    「正月太り!!」


 そう!冬休みにグータラしすぎて太ってしまいました!!


先生    「一体どうしてこうなった!」

赤髪ちゃん 「ネットの動画見放題サブスク

     XXX-X・X-XX一気見してたらこうなった!!」ばりばり

先生    「(引き気味)いや、伏字貫通してるし。

     金髪君はどうしたんだ?」

金髪フード 「赤の字に勧められてXXX-X・X-XXじゃ」ばりばり

先生    「どんだけX-XX流行ってるんだ!この保健室!!

     要は動画に夢中で引きこもってたんだろ?

     ムチムチも私の許容範囲だからな!問題なし!!」

赤髪ちゃん 「痩せましょう!!金髪ちゃん!!」

金髪フード 「のじゃ!!」

先生    「あのぉ、赤髪君私の事好きだよね?

     ヤンデレって設定だよね?」

赤髪ちゃん 「ヤンデレって設定つい最近まで忘れてました!!

     だってこの怪文書タイトル長いし!!」

金髪フード 「ヤンデレ前面に出すと篝火かがりび

     でてくるからの」お茶ズズー

先生    「なんで金髪君が篝火知っているかは置いておこう!

     シリアス禁止だし!

      で、ある程度なら太ってても問題なしだ」

赤髪ちゃん 「なら大丈夫ですね!!次のお菓子も開けます!!」


先生    「まあ待て。メタボリックシンドローム、

     通称メタボって単語は聞いたことあるだろ?」

金髪フード 「確かお腹に脂肪が溜まったり、高血圧とかじゃろ?

     我らには無縁であろう?」

先生    「気が早いと思うが出る杭は打つに限る。

     1,太る

     2,運動がおっくうになる

     3,動かないから脂肪が燃焼しない

     4,1から3がループする・・・ていう悪循環だ」


赤髪ちゃん 「つまりあたしたちはメタボ予備軍ってことですか!!」

先生    「若いうちはいいけどな。年を取れば基礎代謝あー、

     分かりやすく言えば脂肪を燃焼するのが難しくなるんだ。

     女性で言えば十五歳ごろから下落が始まっていく」

金髪フード 「我はAIだから関係ないじゃろ」ふふん♪

先生    「じゃあ学園裏サイトの諸君にお腹を見せても大丈夫だな」

金髪フード 「真面目に聞くのじゃ!!」敬礼!!

赤髪ちゃん 「今から対策しないと手遅れになるってことですか!」

先生    「そういうことだ。といっても画像編集ソフトで

     痩せた姿はシークバー操作で解決する。

     ネットで活動するなら問題なしだ。あははははは」

赤髪ちゃん 「ネットの画像すべてに不信感を抱きました!!」


先生    「じゃあまず食べる量を減らそうか。

     一日の女性の摂取目安のカロリーはわかるかな?」

金髪フード 「成人女性で2000キロカロリーじゃな。

     学生はもっと食べてもよいが」

先生    「正解だ。では菓子パンやポテチのカロリーは?」

赤髪ちゃん 「商品にもよるけどポテチは350キロカロリーです!」

金髪フード 「菓子パンは400キロカロリーじゃな」

先生    「テーブルの上に散らばってるお菓子をみるに、

     今日のお昼は抜きでいいな。あはははは」

赤髪ちゃん 「児童虐待です!!炎上待ったなしです!」

金髪フード 「のじゃ!のじゃ!」

先生    「あはははは、水さえ飲んどきゃ短時間で絶命しないって。

     でもいきなりは大変だからな。食事を減らしていく方針で行こう!

      そうだな、ポテチ二種類を半分こにして二人に与えよう」

赤髪ちゃん 「シェアするんですね!!」

先生    「ああ、ポテチって時間がたつと湿気ってくるからな。

     だから二袋開けた時点で全部食べようとするのが人間心理だ。

      二人でシェアするなら、味の変化を楽しめる。

     これだけで一袋分マイナス350キロカロリーだ」

金髪フード 「結局ポテチは食べていいのか?」

先生    「無理なダイエットは続かないからな。

     ちょっとでも自分にご褒美を与えるのがコツさ」


先生    「次に運動だ。

     私は薬局に買い物に行くとき徒歩で行っている」

赤髪ちゃん 「それでもバイク乗りですか!!」

先生    「現実主義者リアリストだ!!

     歩いたほうが脂肪燃焼できるし」

金髪フード 「走ったほうが痩せるのでは?」

先生    「絶対ヤダ!胸が痛いし」ぷるん

赤髪ちゃん 「セクハラです!!」すとーん

金髪フード 「我らは哀れなほど薄っぺらいのじゃ」すとーん

先生    「運動する習慣が付けばいいんだ。

     ちなみに買い食いはだめだぞ?」


赤髪ちゃん 「ネットで検索しました!!

     一時間の徒歩で150から300キロカロリー消費です!!

     動いた分より食べなければ実質ゼロカロリーです!!

     だからご褒美にホットスナック食べます!」

先生    「あー、誠に残念なお知らせだが、

     一キロ瘦せるためには7200キロカロリー消費しないと

     ダメなんだ。故に赤髪君の理論では太る」

金髪フード 「のじゃあ!!徒歩だけなら最短二十四時間歩いて

     一キロしか痩せないのじゃ!!」

先生    「その前に足に豆ができるって!過激な運動より

     食事量減らしたほうが楽なんだ」

赤髪ちゃん 「炭水化物抜きダイエットなんてのもあります!」

先生    「いっかいやってみ?集中力不足でふらふらするから」

金髪フード 「藍の字も体格気にしておったのか」

先生    「戦闘狂のメイド君相手にしてるからな。

     ライバル相手に負けたくないし。あははははは」

赤髪ちゃん 「先生教師ですよね?命狙われてますよね?」

先生    「膝付いたら負けってルールだし。最後まではやらないぞ?」

金髪フード 「この保健室人外しかおらぬ!!」

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