第15話 オーバードーズ禁止な保健室!!
あたし生徒会長!!藍髪先生が反省がてら真面目な話をするそうです!
ヤンデレのやの字もありません!!
ー保健室ー
先生 「さて、前回フリマサイトで使用済みマスクを注文した
ことについて謝りたい。私の性格なら子供用の靴なんだ。
解釈違いを招いてしまい申し訳なかった」
赤髪・金髪 「うわぁ」ドン引き
先生 「ここからは真面目な回だ。あらかじめ言っておくと
これ以上の被害を出さないための注意喚起だ」
赤髪ちゃん 「真面目な話なら靴の件絶対いらないですよね!!」
先生 「まあ、そういうなって。
”オーバードーズ”って単語は知っているか?」
金髪フード 「市販品の風邪薬を多量に飲むことじゃな」
先生 「正解だ!金髪君。容量用法を守らずに大量に使用することだ
幻覚とか幻聴が聞こえるとか」
赤髪ちゃん 「いわゆる白〇粉とかハ〇ブはどう違うんですか!!」
先生 「違法なものと違って薬局やスーパーに売ってる風邪薬。
入手のしやすさが問題だ。無論大量に購入する際は
店側が止めるらしいが、別の店で買えばいいだけだしな」
金髪ちゃん 「じゃが危険ならマスコミや教師に注意喚起させれば
よいじゃろう」
先生 「そこが問題なんだ。学園なら指導できるが大人の場合は?
ネットは確かに便利だがランダムな情報が入ってこないからな。
”自分の好みのデータしか集まらない”」
赤髪ちゃん 「もしかして先生ってSNS嫌いなんですか!!」
先生 「いや?そもそもテレビないし。世捨て人だから中立さ。
私は知っていたが大抵の人間は事件が起きてから
知ると思う。で、SNSでの横のつながりというのが
厄介で社会でも実態が掴めない」
金髪フード 「個人情報じゃからな」
先生 「もしオーバードーズをしたら褒める集団がいたら?
資金を提供して破滅させようとしたら?
友人から誘われたら?
命がある分オレオレ詐欺のほうがマシなレベルだ」
赤髪ちゃん 「もしかして市販薬って危ないの?」
先生 「普通に使う分にはいいんだ。多量に使うなって話。
健康であるのが一番だ」
金髪フード 「おかしいのじゃ!藍の字がこんなに真面目とは!」
先生 「ひどくない」いじいじ
赤髪ちゃん 「先生がいじけちゃいました!!ここは”魔剤”で
励まします!!」
先生 「あー、そいつもカフェインのオーバードーズの元だぞ?
正確にはエナジードリンク二本を混ぜたやつだ」
金髪ちゃん 「一度に二本は多すぎじゃろ」ドン引き
先生 「一日400mg未満が上限だ。
私もカフェイン剤を朝200mg、昼100mgで
仕事を回していた時があったからな。今では反省して
カフェインを減らしてる」
赤髪ちゃん 「オーバードーズ批判している先生が未遂って
どういうことですか!!ミイラ取りがミイラです!!」
先生 「一度カフェインに依存すると止められないんだ。
しかもコーヒーやエナドリなんて自販機で売ってるし。
社会人やってると、一日を乗り切るのが辛いんだ」
金髪ちゃん 「なるほど、先ほどの話と繋がったの。
カフェインの一日摂取量を知らないと
オーバードーズが起こるという事じゃな」
先生 「そういうことだ。学園裏サイト経由で申し訳ない。
学園の指導要領を超えるのは、いろいろと人間の
パワーバランスに考慮しないといけないんだ」
赤髪ちゃん 「日頃の行いで先生が真面目だとギャグになります!!」
先生 「酷くない?これでも惑星のトップ医師だぞ」ぷんぷん
金髪フード 「もっとこう威厳を付けるとかシリアス路線に踏み切るとか
やりようはあるはずじゃ」
先生 「ふんぞり返るタイプじゃないしな~私。
医者は必要だけど全員健康ならそれが一番だ。
少なくともこの放送を聞いている諸君に悩み事があるなら
保健室に連絡してほしい。
そして市販薬もカフェインも容量用法を守って
正しく使用してくれ!」
赤髪ちゃん 「いい話でしたね!まあ、エナドリの一本なら
問題ないです!!」ボキィ
先生 「ああ、またか」絶望
赤髪ちゃん 「カンのプルタブに指持ってかれました!!」
金髪フード 「赤髪ェ!!」
あとがき
先生 「凄いぞ!諸君!某ヨムでこの怪文書PV数が200越え!
某なろうで900PVを達成だ!!」
赤髪ちゃん 「皆様のおかげです!!」
金髪フード 「テンションおかしな文章を読んでくださり感謝なのじゃ」
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