第3話 保健室にプール!!
あたしは生徒会長!!今日も保健室登校だけど暑いのよね!!
ので!!保健室にプールを作ります!!!
ー保健室ー
先生 「おーい、赤げっ!!」
赤髪ちゃん「せん・・・せい」
先生 「今度はなんだ!!とりあえずサイダーだ。
これは、、、プールか?」あきれ顔
赤髪ちゃん「ごくごく・・ぷはぁ!先生おはようございます!!」
先生 「とりあえず無事か?なんか溶けてたみたいだけど?」
赤髪ちゃん「最近暑いのでビニールプールを保健室に用意しました!!
リアリティを出すために塩素を入れたら萎れました!!」
先生 「ナメクジか!!」
赤髪ちゃん「先生も入りますか?気持ちいいですよ?」
先生 「学園にプールあるからそっち使えばいいじゃないか」
赤髪ちゃん「保健室にはクーラーがあるんですよ?
お外は40度です!!体中の血液が沸騰します!!」
先生 「とりあえずプールは閉演だ!後でかき氷作ってやるから!!」
赤髪ちゃん「イエッサー!!」
あらかじめプールと水道をホースで繋いでおきました!!
これで外に出ることなく排水ができます!!
先生 「今日は赤髪君にプレゼントがある。学園長からだ」
赤髪ちゃん「拒否します!!!」
先生 「じゃあ、私から」
赤髪ちゃん「是非!!喜んで!!!!」
先生 「(複雑顔)ああ、喜んでくれて嬉しいよ。
中身は首輪?保健室から出るなという警告だな。ご丁寧に鎖付きだ」
赤髪ちゃん「ではさっそく!!どうです?似合いッっつ
ううう、ぐるじいいいいいいい」ぎゅううううううう
先生 「赤髪いいいい!」がちゃがちゃ
赤髪ちゃん「ふう、助かりました。首輪で呼吸機能がマヒしそうでしたよ!」
先生 「いや、随分緩いはずだが」ドン引き
赤髪ちゃん「あたしの体は震度0で倒壊する違法建築なバランスで
成り立っているのです!!故に首輪はダメです!!」
先生 「まあ、そうだよな」遠い目
赤髪ちゃん「今日は熱くて食事がのどを通らないですよね?
うどんを作ります!!」
先生 「もはや私の意志は無視のようだな。
しかしだ、マダオ昼にはちょっと早いんじゃないか?」
赤髪ちゃん「凄い変換ミスが起きてますね!!
大丈夫です!!!ちゃんと粉から作ります!!!
あたしは生徒会長なので準備万端です!!」
先生 「不安だ」
赤髪ちゃん「まず中力粉と水を2:1の割合用意します!!
強力粉と薄力粉を同じ割合で混ぜても中力粉の代わりになるわ!!」
先生 「今回は中力粉なんだな」
赤髪ちゃん「手間は極力省く!!全宇宙の真理です!!」
先生 「どんx衛のほうが楽だと思うけどな」
赤髪ちゃん「ボウルに粉ぶわー!!今回は何もありません!!」指パッチン
突然の火柱!!あたしはxの錬金x師のようです!!
先生 「あれは粉塵爆発!中力粉が空中を舞っていたから
それで引火したのだ!!」
赤髪ちゃん「バトル漫画の解説じゃん!!」頭アフロ
先生 「この現象は実際にあるからな。
よいこの諸君は気を付けたまえ。あははははは」
赤髪ちゃん「ボウルに水と適量の塩を加えて混ぜます!!!
これが意外とチカラがいるんです!!
なんと今回は両腕骨折だけで済みました!!」
先生 「いや!一大事だが!!」
赤髪ちゃん「混ぜたものをチャック付き袋に・・・・ありません!!」
先生 「準備万端ってなんだろうな?」
赤髪ちゃん「仕方ないので私の素足で踏みます!!」
先生 「流石に袋探すぞ!!別に君が嫌いという訳ではないが、
血の付いたうどんは、な?」
赤髪ちゃん「まずタイツを脱いで足を拭きます!!
そして思いっきり踏み込む!!」
先生 「うどんには勝てそうか?」
赤髪ちゃん「・・・・・・・・・ふぁい」涙目
先生 「まあ、骨折なら食べれるか。あはははははは。
どうせ加熱するからいいが、素足は自己責任だぞ?」
赤髪ちゃん「1時間ほど生地を寝かせます!!
その間にお腹が減ったらどx兵衛を食べましょう!!」
先生 「足踏みうどんの解説だろ!!!」
赤髪ちゃん「寝かせ終わったら生地を麺棒で薄くのばし、
薄力粉をさらさら振りかけます!
3つ折りにして包丁でお好みの太さに切ります!!」
先生 「包丁の使い方危なっかしいな」
赤髪ちゃん「切り終わったら!折り重ねたものを!
開いていきます!!油断するとちぎれます」ぶちぶち
先生 「うどんが短くなるな。言わんこっちゃない」
赤髪ちゃん「違います。私の筋肉組織のちぎれる音です!!」
先生 「(涙目)うどんに負けるなよ。赤髪君」
赤髪ちゃん「後はゆでて完成です!!あっ、スープは市販の
めんつゆ用のやつです!!」
先生 「これ以上ドタバタが続いてもな」げんなり
赤髪ちゃん「これ中ぶた引き抜くタイプだ!!」きゅぽん
先生 「やったか!!」
赤髪ちゃん「ええ!!私の肩が脱臼しました!!」
先生 「今回もダメだったよ」
赤髪ちゃん「あとは適当におかずをぶち込めば生徒会長特製足踏みうどんです!!」
先生 「よかった!!血は入ってない!!」
赤髪ちゃん「お代わりはないので!どん兵x買ってきてくださいね!!」
先生 「ステマ乙。ではいただきます」
赤髪ちゃん「いただきます」
先生 「なるほどな、自分たちで切ったから麺の太さが安定していない。
裏を返せば食感に飽きがこないのか」
赤髪ちゃん「私の素足で踏んだうどんですから!!」
先生 「意識させるな・・・・恥ずかしいではないか」
赤髪ちゃん「いいですね♪私の手作り料理で思い人の胃の中が
満たされていく感覚!!」
先生 「赤髪君、怖いこと言わない」
ー保健室 食後ー
二人 「ごちそうさまでした」
赤髪ちゃん「先生!!お花摘みに行ってきます!!」
先生 「気を付けるんだぞ?皿洗いはやっておくから」
赤髪ちゃん「生きて帰ってこれたらまた料理作ります!!」
先生 「死亡フラグはいいから」
先生 (ん?何か大事なことを忘れてないか?
ああ、そうだ!!赤髪君タイツ脱ぎっぱじゃん!!
ノーパンだと倫理的にまずいな。
対象年齢が上がってしまう。とりあえずタイツを・・。
なんでこんないい香りなんだ?柔軟剤か?
今お昼だぞ?あれだ!あとからスプレーするタイプだ)くんくん
赤髪ちゃん「藍髪先生!!わすr・・・・」
先生 「・・・・・」
赤髪ちゃん「・・・あの」
先生 「・・・・」がちゃん
藍髪先生は無言で首輪を付けました!!
シリアスは禁止ですのであたしは許します!!
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