概要
強くなるのはいいとして、一生着ぐるみ姿とか冗談じゃない!
ヤコビニ王国所属の冒険者、ライモンド・コルリはある日、王国内のダンジョンでボスの魔獣を倒した際、装備時の補正ステータスのぶっ壊れた虎の着ぐるみを発見する。
見た目はともかく強くなるなら、と着ぐるみを装備するライモンドだったが、着用して頭を被った途端に着ぐるみの頭と身体がくっつき背中のジッパーも消えてしまった。
虎の着ぐるみは呪われており、一度着用したら二度と脱ぐことが出来ず、着用者は着ぐるみに喰われて取り込まれてしまうのだ。
所属していたSランクパーティー「噛みつく炎(モルデレフィアンマ)」から「呪いを解くのに金と時間をかけるのが勿体ないし、臭くなったら耐えられない」と教会からの帰り道で追放されてしまったライモンド。
落胆しながら教会への道を引き返していると、自分の着用する着ぐるみが話しかけ
見た目はともかく強くなるなら、と着ぐるみを装備するライモンドだったが、着用して頭を被った途端に着ぐるみの頭と身体がくっつき背中のジッパーも消えてしまった。
虎の着ぐるみは呪われており、一度着用したら二度と脱ぐことが出来ず、着用者は着ぐるみに喰われて取り込まれてしまうのだ。
所属していたSランクパーティー「噛みつく炎(モルデレフィアンマ)」から「呪いを解くのに金と時間をかけるのが勿体ないし、臭くなったら耐えられない」と教会からの帰り道で追放されてしまったライモンド。
落胆しながら教会への道を引き返していると、自分の着用する着ぐるみが話しかけ
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