概要
ある沖縄の昔話と今を生きる4人の物語
城間 澪(しろま みお)は、研修医2年目で小児病棟勤務。大学時代から一緒の古賀 湊(こが みなと)と向峯 さくら(さきみね さくら)は外科病棟で同じく研修医として働いている。澪の出身は奄美であり、そこには周囲から決められた婚約者の新里 純(にしざと じゅん)がいた。澪は、物心ついた時から両親はおらず、遠縁のおばあに育てられていたが、澪が高校生になったある日、おばあは海に行き、二度と戻らなかったーーー。
「いとま」とは・・・「用事のないこと/休暇のこと」そして、「別れ去ること」。波に去った者たちの想いは、未来へと繋がっていった。
「いとま」とは・・・「用事のないこと/休暇のこと」そして、「別れ去ること」。波に去った者たちの想いは、未来へと繋がっていった。
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