60話あたりからバトルシーンの感想を、ということで、そのあたりを中心に拝読しました。
お話の骨格である、竜や人の因縁に関してのことがしっかりと設定されており、スケールが壮大です。
多くの登場人物がいて、それぞれに重要な役割がありました。
冒頭にキャラ紹介を設けると、初読の読者さまに対して新設設計かもしれません。
バトルシーンについてですが、60話あたりからたっぷり尺が設けられていて、作者さまの力の入れよう、そして書きたい気持ちが強く伝わりました。
お話全体の文体が静かなので、バトルシーンも騒がしい感じはしません。
71話が一番緊迫感が漂っていたと思います。
私のつたない表現で申し訳ないのですが、あえて設けた余白が心に響く流麗なタッチの水墨画を見ているような気持ちです。
それから、個人的な好みですが、年下の男子とお姉さんの組み合わせが非常に「推し」なので、夏乃と尊が最後に結ばれてよかったです。
ありがとうございます!