第11話 あのときの記憶

父親からの着信が、ストーカーのように鳴り止まない。今日は、大安。あの日だ。智也の、向峯家長男の婚約の日。


(どうして、こんな日に限って休みかな)


さくらはため息をつくと、お気に入りの駅前のスタバに向かった。新発売のフレーバーをチェックして、トールで、と注文した。


駅前の雑踏と賑やかな景色に、幾分か気分が紛れるような気がした。しばらくフレーバーを片手にその人々の群れを眺めていたさくらは、気を取り直したようにバックから書類を取り出し、次の学会の資料をチェックし始めた。


(これで、今日1日くらい潰れるかな)


何人かが、窓際に座る美しいさくらに視線を送ったが、さくらは気にもとめず資料を読みふけっていた。




「術後の経過は感染兆候も無く順調です。だけど、かなり痛がってしまっていて、身体を動かすのを怖がってます。疼痛コントロールしながら、精神面への配慮と、退院の調整をお願いします。」


湊が小児科へ申し送りに来た。先日、アッペのオペをした小2の女の子の申し送りだった。私は麻績先生と担当医になり、部屋担当の篠川看護師と共に湊の申し送りを聞いていた。


湊は、最後に私をじっと見たが、何も言わず、視線を落とすと外科病棟へ戻っていった。


私は、パソコンの電子カルテから湊の後ろ姿に目を移した。大好きな湊。ふと、掲示板に目がいった。美奈ちゃんが描いたそれには、やはり私と何かが描かれていた。




あの時から、湊は私を傷つけないように、気遣うようになった。本当なら、初めて結ばれた後、喜びを噛みしめるところだったが、私は涙が止まらず、湊はどうしたらいいか分からないままずっと私を抱きしめていた。


『澪、、ごめん、まだ嫌だったかな、、?』


申し訳なさそうに湊が言った。


『ちがう!ちがうの、、ごめんなさい、そうじゃないの。自分のことが、自分のことが嫌、、』


『えっ?』


『このまま、、もう少しこのままでいてくれる?お願い、私を嫌いにならないで』


湊は、何を言っているんだと言う顔をして、


『そんなこと!あるわけないだろ、、!逆だよ、俺、自分を抑えられなくて、、強引だったかな。でも、澪のこと誰より大切に想ってる、これから先もずっと。』


優しい言葉が、冷たくなった心にしみ入るように広がって、湊といることは心地よかった。でも、自分は相応しいのだろうかとあの日から自問自答する日が続いた。だから、湊と2人きりになるのを何となく避けていた。




「どしたの?」


帰り道、さくらが心配そうに言った。湊に用事があるからと言って、一人で職員玄関から出るところだった。さくらがいた。私を、待っていたようだった。


「澪、少し前から変だよ。湊のやつも。相変わらず声は大きいけど、明らかに落ち込んでる。」


「さくら・・・!」


私はついに堪えきれず、その場にうずくまって人目もはばからずに声を上げて泣いた。さくらはびっくりして、どうしたの、と背中をさすってくれている。通りすがりの人が皆、驚いた顔で私の事を見ていく。自分の中に溜めておくのが、もう限界だった。




さくらの家はオートロックで、賃貸マンションの上層階だった。さすが、お嬢様だ。ここ以外、一人暮らしの許可が出なかったのよ、とさくらはため息混じりに言い、こんな広いところ掃除が本当に大変!と文句を言った。窓外には東京の夜景が綺麗に見える。静かな室内はまるで海の底にいるようだった。


「さくら、何を言っても、私のこと嫌いにならないで欲しいの。」


「何言ってんの!あんたが例え犯罪者だって、私は澪の味方だよ!一体、どうしたの?」


私は震えながら涙で潤む目で、さくらに言った。


「私、、、私、湊が、、、初めての人じゃなかった。」


「えっ、、、そ、そうだったの?でも、私達は大人なんだから、そんな事、湊気にしないでしょう。今の彼氏は湊なんだから。あいつの幸せそうな顔、いつも見ているでしょう。」


「覚えていないの。」


「覚えて・・・ない?」


さくらの顔色が変わるのが分かった。


「澪、、それって、、」


「覚えていなの!何も!誰といつそうなったのか・・!何があったのか!私、今まで誰とも付き合ってないし、そんな事記憶にないっ、、怖い、自分の知らない自分がいるの?私、汚い、、湊には相応しくないっ、、」


「澪!」


さくらはその細い腕でしっかりと私を抱きしめた。その目には涙が浮かんでいる。


「澪、大丈夫。大丈夫だから。澪は悪くない。泣いていいよ。一人で抱えて、辛かったね。話してくれてありがとう。」


泣いて泣いて、でも涙が枯れることはなくて、私は泣き疲れてそのままソファで眠ってしまったようだった。起きたとき、柔らかい毛布が私を守るように優しくかけられていた。


さくらはテーブルに腰掛け、何か考えているようだった。私が目を覚ましたのを見て微笑み、お腹すいたよね、何か作るねと言った。




さくらは温かいミネストローネと、駅前のスタバのスコーンを焼き直して出してくれた。とにかく、お腹に入れなさい、とさくらに言われ、私はスコーンを少しかじった。


「・・・美味しい」


「でしょー!駅前のは、私のお気に入りなんだよね。他のところとは、ちょっと違うと思うの。あっ、ミネストローネは私の手作りだから、そっちもちゃんと食べてねっ。」


食欲は無かったはずなのに、さくらのその優しさと温かい食べ物で、私はようやく落ち着きを取り戻した。


「湊に、言わなきゃなって、思うの。でも、失望された顔を見るのが怖くて・・嫌われるのが、怖くて・・」


「澪。辛いなら言わなくても、いいと思う。胸にしまって閉じ込めて、今の幸せに知らない顔して飛び込んでいいと思うよ。」


でも、とさくらは言葉を続けた。


「湊は、きっと全てを受け入れてくれると思う。彼なら、大丈夫。幼なじみの私が保障する。あいつが、澪に何年片思いしてたと思う?半端な気持ちじゃないのは確かだよ。」


『澪のこと、誰より大切に想ってる。これから先もずっと。』


湊の言葉が蘇る。また、涙が溢れたが、それは悲しい涙では無かった。


「とにかく、自分を追いつめないように。澪、あんたは一人じゃないんだから。」


私がこの間言ったセリフをそのまま、さくらは力強く返してくれた。


それと、とさくらは続けた。


「沖縄には、一人で帰らないで。純君に会うときは、私か湊を必ず連れて行ってね。いい?絶対よ?」


さくらは瞳の奥で、何かを考えているようだった。それは、きっと私が考えていることと、同じだと思った。


「うん、、分かった。ありがとう。」


「本当に、絶対だからね!約束破ったら・・」


「えっ!な、なにっ」


「澪と湊の結婚式には、私、絶対出ないからねっ!」


「さくら・・・」


お互い、顔を見合わせて笑った。さくらは、私と湊の将来を、そうやって確実なものであると思わせてくれたのだ。大好きなさくら。彼女には、いつも支えられてばかりだと思った。




「うわっ!!!なに!?」


オペ後、術着を脱ぎ、さくらが手を洗っていたときだ。何かの気配を感じて振り返ると、いつそこに立ったのか、湊がいた。


「ちょっ、、やめてよ!幽霊みたいな顔して、、っ。本物かと思ったっ、、」


「・・ちょっと、時間もらえるか?」


その図体に似つかわしくない、覇気のない湊がそこにいた。




「あっ、ワンダの微糖でね!ワンダよ!オペ後はちょっと甘いのがいいのよね。」


「・・・」


休憩室で、湊がさくらに缶コーヒーを買わされていた。いつもの悪ふざけを言う訳でもなく、湊は黙って言われるがまま、自販機のボタンを押した。


「ちょっと・・・静かすぎて気持ち悪いんだけど」


「・・澪に、、、話がある、って、時間作ってくれって、言われた。」


そうなんだ、とそっけなくさくらはいい、微糖コーヒーを美味しそうに飲んだ。


「なぁ、、あのさ、、俺、ずっと澪に避けられてて・・・」


「避けられるようなこと、したの?」


うっ、、と湊は赤くなって黙り、言葉が続かなかった。さくらは意味深な笑いを浮かべ、


「下手くそだったんじゃない?」


「なっ・・!!!なんっ、、、そうなのか!?そうだったのかっ・・・!?」


湊は頭を抱えて髪の毛をかきむしった。さくらは危うく吹き出しそうになり、


「ちょっと、、バカなの?なわけないでしょ。相変わらず筋肉バカね・・・。澪は例え下手くそでも、そんなこと思わないわよ。大好きな彼と結ばれたんだから、幸せでしょ。」


「おまえ・・・心臓に悪いから、冗談も、堂々と恥ずかしいこと言うのも、止めてくれ。」


湊は頭をまだ抱えている。


「恥ずかしいかな?素敵な事だと思うけど。ねぇ、、、湊。澪の、話をしっかり聞いてあげて。別れ話じゃないと思うわよ。避けるには、それだけの理由があったの。」


「え、、知ってるのか?」


「言わない。澪から聞いて。それと、聞くなら覚悟を持って聞いて。絶対澪から逃げないって。澪を守るって約束して。彼女を愛し抜くって。」


湊は顔を上げ、


「俺が何年澪のこと好きだったと思うんだ?何があっても、気持ちは絶対変わらない。」


はっきりと力強く言った。さくらはほっとした表情を浮かべ、


「なら、会って良し。いいのよ、湊はそのままで。そのままのあんたを、澪は大好きなんだから。忘れないでよね。」


そ、そうかな?と素直な湊は照れ笑いをした。さくらは缶コーヒーをぐいっと飲み干すと、


「さぁ、私は仕事!まったく、筋肉バカの相談に乗って、オペの記録もまだ書いてないし。じゃ、またね。」


というと、医局に向かって歩いていった。




『湊。ずっと、避けていてごめんね。時間をもらえるかな?大切な話があるの。』


そのメールを湊に送ってから四日後、お互いの休みが合い、その日は私のアパートで会うことになった。付き合ってから、自分のアパートに湊が入るのは初めてだった。


車のエンジン音が止まり、少ししてから、玄関のチャイムが鳴った。そっと、玄関のドアを開ける。愛しい人が、少しためらいがちにそこに立っていた。


「あっ、おはよう。ちょっと早かったかな?早く会いたくて・・・」


これ、とその手にはテイクアウトのコーヒーが2つ、袋に入れて持っていた。


ありがとう、と私は言うと、どうぞと湊を部屋に入れた。


「片づいてるなぁ!俺、なんで散らかるんだろ。」


入って一言目が、それだった。私は可笑しくなって、笑いながら言った。


「湊が来るから、片づけたんだよ。私も日勤続くときは、散らかっちゃうし。」


「そうか?やっぱ、連勤は辛いよなー。まぁ、一緒に住むようになったら、俺、もっと片付け頑張るし。澪にばかり負担かけないよ。」


当たり前のようにそう言って、あっ、と湊は言葉を止めた。


「いや、その、、、俺!」


少しためらったが、そっと私の肩にその大きな手を置き、


「いつも、突然でごめん。澪の、、気持ちが、俺と同じかどうか確認もしないで、あの日、強引に、、、でも、本気なんだ。澪と家庭を築きたいと、結婚したいと思ってる。」


一生懸命に、そう言う湊の言葉が嬉しかった。でも私は、彼に今日話すと決めていた。頬を涙が伝う。湊は息をのんで、私の言葉を待っている。


「湊。私、湊が好きよ。愛してる。だから、辛いの。」


「どうして?」


「私、、、私、」


しゃくりあげて言葉が繋がらない。湊は私を抱きしめ、言った。


「言いたくなかったら、言わなくてもいい。でも、話して楽になるなら、俺は聞くから。全てを受け止めるから。」


私は、震えていたと思う。途切れる声で、真実を話し始めた。


「私っ、、、記憶がないの。何も覚えてないの!私、湊が初めての人じゃなかったっ、、」


「・・・えっ?」


「ごめんなさい。気持ち悪いよね、私も自分が嫌、、こんな事って、、こんな事って、ある?」


「澪、、?」


かなり驚いたのか、湊が腕の力を少し緩めた。自分を掴まえていてくれたその手が、離れたような気がして、自分からその腕を強引に振りほどいた。


「ごめん、、私、湊にふさわしくないよ、、!こんな大切なこと、覚えてないなんて、、一体何なの!?自分が、自分じゃないみたいっ、、嫌だよね、気持ち悪いよね、、そう、思ってもらっていいからっ、、」


呆然としている湊から逃げるように、玄関に向かって走り出した。


「澪っ・・・!!」


ドアを開け、靴も履かずに階段を駆け下りた。涙で前がよく見えない。


「澪!!」


湊が追ってくる。


!!


何かを踏んだ。鋭い痛みが右足の裏を走った。転びそうになりながら、今日は雲一つ無い晴天であることに気づいた。




あの日も蒼く晴れた日だったーーー




(あの日、っていつ?嫌だ、、嫌っ、)




「みおっ!!!!」


悲鳴のような湊の叫び声がして、私は、はっと我に返った。そこは、踏切の真ん中だった。すぐ右側に、電車が迫っている。あまりの事に、身体が反応しない。




『ぬちどぅ、たから。澪、いのちは大切よ。ひとつしか、ない。強く、行きていくんだ。』


小さい頃から、おばあが私に言い聞かせていた。


おばあ、ごめんね。




私が電車にぶつかる瞬間、周り中からいくつもの悲鳴が重なって聞こえた。ものすごい衝撃に、私は線路に転がった。でも、不思議と意識があった。まだ、生きてるーーー。




「・・・湊っ!?」


「うっ、、いててて」


血だらけになった湊が、私を大切に抱きかかえるように、一緒に転がっていた。真ん中にいたはずなのに私は、反対側の遮断機の近くまで転がっていた。湊が、踏切に飛び込み、私を助けたのだ。額が切れ、血が滴り落ち、左目は開けられないようだった。腕も膝も洋服は擦り切れ、痛々しい傷が至る所に出来ている。私は慌てて、自分の上着の袖で湊の額の傷を抑えた。湊の血で、グレーの上着の袖は、すぐ真紅に染まった。涙が溢れた。


「こっちが、いい」


湊は言うと、私の胸に顔をうずめ、きつく抱きしめて言った。


「そんな事で、澪の事嫌いになるとでも、思った?言っただろ、澪が大切だって。俺の事、もっと信じて。過去のことは、過去のことだ。俺たちが生きてるのは今なんだよ。澪が、澪の全てが好きだ。」


湊、と名前を呼びたかったが、声にならない。


「澪が大切だから、これからも俺の一番側にいて。それと、もし、、、!もし、澪に辛い思いを、させた奴がいるとしたら、俺は絶対にそいつを許さないっ、、!!」


怒りに震えた湊が、語尾に怒りを込めて言った。遠くに救急車のサイレンが聞こえる。




「いててててて!まっ、麻酔しろっ!」


「したわよ。筋肉バカには効かないんじゃないの?」


呆れた顔で、湊の額の縫合を手際よく終えたさくらに、私が吹き出すと、次はあんたよ、と私の方に向き直した。


「えっ?私は、だいじょうぶっ、、」


「何言ってんの?こんなにぱっくり切っちゃって、まぁ、、まず、デブリしないとねぇ」


なんだかうっとりと嬉しそうにさくらは言った。湊に助けを求めようと視線を送ると、額の傷を縫い終わってぐったりした湊が、他の傷の処置に連れて行かれるところだった。湊は大きな怪我も骨折もなく、挫傷だけで済み、その身体の頑丈さに外科病棟の皆が驚いていた。


「なるべく、麻酔効かせてするけど、足の裏ってあんま効かないのよねぇ。」


「ぜ、全麻して、、、」


「はいっ!頑張りましょうねっ!デブリからっ!」


生き生きとさくらは側にいた新人研修医に声をかけた。


いたぁぁーーい!


私の声が処置室に響き渡った。




「湊、抗生剤飲んだ?」


「ああ、澪もちゃんと飲んどきなよ。」


帰りの車の中で、私達はお互いを心配して言った。


電車を巻き込んだかなりの事故だったが、あの時なぜか、線路内に子猫がいた。あれだけギャラリーが多かったのには、そういった理由があったのだ。私は、子猫には気づかなかったのだが、湊が上手に口裏を合わせてくれて、私は子猫を助けに、湊は私を助けに線路内に侵入したということにし、警察に絞られたが、すぐ解放された。


子猫は、、私にびっくりして、すぐ線路から出て行ったのだが。


このことは夕方のニュースになり、湊と私は病院で一躍有名になった。それを受けて鉄道会社も、賠償については今回は請求しないと、ありがたい通達が来た。




だけど、私は麻績先生から、しばらく有給を使って休めと言われた。


『どうしてですか?足の傷だけで、私、大丈夫です!』


『本当に、傷はそこだけか?』


麻績先生は全てを見抜くような目で言った。私は、少し考えてから、


『・・・すみません、、あの、ちょっと田舎に用事があって、それを済ませてきても、いいでしょうか?』


『うん?確か奄美出身だったか。いいだろう、近況でも報告してきなさい。ところで・・・』


『? なんでしょうか?』


『外科の、彼との結婚の報告に行くのかな?』


『!!!』


麻績先生から出た一言で、病院の中で私達がどう思われているか、その時私はようやく分かった。いつもは無表情な麻績先生が、楽しそうに微笑むのを初めて見たような気がした。




「俺も、休めって言われててさ。」


全身打撲の湊は、なぜか嬉しそうに言った。車は私のアパートに着いた。


「澪、必要なもの取ってきて。」


「えっ?」


「澪んちでもいいけど、駐車場がないだろ。だから、俺んちにおいで。」


一人にしたくないから、と湊は言った。私は、嬉しさに頬を染めながら、ちょっと待っててねと言い、必要なものを取って湊の車に再び乗った。


「・・・行くか?」


再び車を走り出し、湊が言った。


「うん、、私ね、確かめなきゃいけないんだと思う」


窓の外を流れる夜景がきれいだった。


「分かった。今夜、飛行機のチケットを取ろう。」


「湊、、、」


「婚前旅行だな!おばあさんにも報告しないといけないし、澪の育った街を見てみたいんだ。それと、必ず、澪を守るから。」


力強く湊が言った。


湊のその横顔と、東京の夜景を、目に焼き付けるように私はいつまでも眺めていた。



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