概要
感じる古代史 時代を牽引した覇王 桓武天皇を描く長編歴史大河小説
出来事と起こった年を丸暗記して歴史はつまらないと思った方たちと、ロマンと謎を求めて歴史が大好きな方たちへ。
奈良時代後期から平安時代初期までの日本史を、「続日本紀」を参考にして私説で綴った物語をお届けします。
奈良盆地を昔は大和と呼びました。戦艦ヤマト。ヤマト魂。ヤマトナデシコ・・・。大和は日本人のふるさとです。
都が大和にあった奈良時代の最後に即位したのが桓武天皇です。奈良時代を終わらせて京都に都を移し、平安時代の幕開けをしたのも桓武天皇です。日本の歴史の中でも、個人の意志で時代を変えた人は多くありません。しかも桓武天皇は奈良時代の正統な皇嗣系ではなく、皇位継承権から遠く離れた皇子でした。
実名を山部王という桓武天皇は、痘瘡が流行って都の人口が半分に減った年に誕生します。
ときの天皇は
奈良時代後期から平安時代初期までの日本史を、「続日本紀」を参考にして私説で綴った物語をお届けします。
奈良盆地を昔は大和と呼びました。戦艦ヤマト。ヤマト魂。ヤマトナデシコ・・・。大和は日本人のふるさとです。
都が大和にあった奈良時代の最後に即位したのが桓武天皇です。奈良時代を終わらせて京都に都を移し、平安時代の幕開けをしたのも桓武天皇です。日本の歴史の中でも、個人の意志で時代を変えた人は多くありません。しかも桓武天皇は奈良時代の正統な皇嗣系ではなく、皇位継承権から遠く離れた皇子でした。
実名を山部王という桓武天皇は、痘瘡が流行って都の人口が半分に減った年に誕生します。
ときの天皇は
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!奈良後期から平安初期という時代を貴方はどのくらい知っていますか?
—— とんでもない物語を見つけてしまったかも知れない。
読み始めて少し経ってからゾクっとしました。
それくらい壮大で、緻密で、思いの詰まった本格的な歴史小説です。
私は、日本史の授業を受けている時、奈良後期から平安初期が苦手でした。
映画やドラマ、小説や漫画でも触れた事が無いというのもあり、とにかくイメージが湧かなくて……。
けれどこの物語を読むと、あの時只々暗記した人物や出来事がどういう人物だったのか、どういう意味があったのかとてもクリアになりました。
そして、歴史の動きも実に丁寧に描かれているのですが、これは歴史書ではなく物語。
歴史の流れを追うだけではなく、その時代を確かに生…続きを読む