二度目のさよなら、魂殺し。

霊魂の存在が科学的に立証された日本では回収者と呼ばれる人達が、
霊魂を霊素へと分解、回収し、エネルギーとして利用するようになっていた。
霊視の魔眼を所有するゴスロリ少女、夜見塚澪は、
転校生の金髪美少女、カナから無理やり霊魂回収へと駆り出される。
成仏できずにいる霊魂たちと対話して、彼らの抱えた未練を晴らそうと二人は奔走する――。

死別した女性たちがクソデカ感情を叩きつけ合う、ちょっとSFで、ちょっとファンタジーな、
百合人情ものワイドスクリーンバロック小説です。