概要
小田原は燃えているか。
時は1590年 天正18年のことである。
小田原征伐によって関東を一円統治す後北条氏は小田原城において滅亡した........。
はずが。なんと小田原城は開城されなかった。
天下人豊臣秀吉の暗殺成功、真田の離反など数々の謀略を巡らし我々は生き残りをかけた大戦に勝利するのだ。
禄寿応穏の大志のもとに、我々は民の安寧を守る。
いざ行かん!!
小田原征伐によって関東を一円統治す後北条氏は小田原城において滅亡した........。
はずが。なんと小田原城は開城されなかった。
天下人豊臣秀吉の暗殺成功、真田の離反など数々の謀略を巡らし我々は生き残りをかけた大戦に勝利するのだ。
禄寿応穏の大志のもとに、我々は民の安寧を守る。
いざ行かん!!
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!関東の興廃、この一戦にあり――
豊臣秀吉の小田原征伐といえば、それは秀吉の天下統一の「締め」であり、戦国時代の終わりを告げる戦いとして、知られている。
その戦国時代を象徴するのが、小田原――後北条氏である。初代・伊勢新九郎が伊豆、相模と嵐のように侵略し、二代目・北条氏綱が武蔵へと進撃、三代目・北条氏康が扇谷上杉、山内上杉の両上杉を撃破し、四代目・北条氏政に至って、その版図は関東一円に及んだ――が、五代目・北条氏直の代に、この小田原征伐を迎えるのである。
だが、もし、この小田原征伐において、北条氏直が選択を誤らなければ、どうなるか。
あるいは、開戦後、空前絶後の策を採り、逆撃に出たら、どうなるか――
本作は、その「空前…続きを読む