概要
戦争と原爆という、悲惨な過去をドキュメント風に書きました。
広島·長崎の原爆の悲惨さ、戦争の愚かさを、現地を観て周り、インターネットや本等で調べながら、初めて書きました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!実際に広島を訪れてみたときの感想が、この作品で増幅されて確信に変わる。
昨年三月に、広島へと行ってきた。高校時代の修学旅行と併せると、二回目の訪問になる。
若い頃には見えていなかったものが沢山あった。本編でも触れられているが「原爆」という、なにもかもを焼き尽くし溶かしつくし、人を人でないものに変えた被害に見舞われたにもかかわらず、たった70年ほどで川のせせらぎや木々のみどりが息づいているのだ。心底から驚嘆した。
もちろん終戦から現在まで、そこに住まわれている皆さまの血の滲むような努力の結晶が「今の被爆地」なのだと感じる。だからこそ、広島でも長崎でも……世界中のどこかしらでも……同じ労苦を味あわせてはならない。人が人として人生をまっとうできるように、ささやか…続きを読む