戦時中の日本

真珠湾攻撃を成功させた日本海軍は、旗艦「赤城」に「トラ·トラ·トラ」と打電した。なぜ虎だったのだろうか?「トラ」は縁起がいいのかな?と思った。しかし「突撃(トツゲキ)」と「雷撃(ライゲキ)」の頭文字を繋げて「トラ」だったらしい。日本国内では、ラジオで臨時ニュースとして、真珠湾攻撃成功のニュースが流されただろう!おそらく日本国民のほとんどが戦争が始まったと確信したのだと思う。真珠湾攻撃を成功させた日本は、この時点でもう日本の勝利を確信したのだろうか?日本は神の国だから、アメリカに負ける訳が無いと言い切った国民も多かったと思う。それまでの辛抱で、贅沢を控えていた日本国民だった、「贅沢は敵だ」とか「欲しがりません勝つまでは」等の言葉が流行していた。戦時中は食事は配給制だった。しかし、配給米だけでは物足りないので「闇米」というのがかなり出回っていたらしい。闇米とは、よくわからないが、密かに農民に着物等とお米と物々交換をしてもらい、自分専用の食べる為のお米を隠しながら持っていたという。今でいう「へそくり」みたいな物だろう。それが警察官に見つかると処罰を受けたという。当然そのお米も取り上げられてしまう。その為、必死にお米が見つからないように隠し持っていたという。その当時は、食べていく為に死にものぐるいだったのだろう。更に、「神の国」と言われていた日本、必ず戦争に勝つと確信していた為、お国の為に命を授けるという人も多かったのだろうか?特に若い男性は兵隊に駆り出される事も多かった。日本は、必ず戦争に勝つと信じ込まれていたのだろう。広島·長崎に原爆が投下されるまでは。

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