概要
悪辣カウンセラーが言葉巧みに相談者を陥れていくライトミステリ連作短編
身近な心の問題をテーマにした連作短編。六章構成。狡猾で奇妙なカウンセラーの男が、カウンセリングを通じて相談者たちの心の悩みの正体を解き明かしていく。ただ、それで必ずしも相談者が満足する結果になるとは限らないようで……?
※殺人事件はありませんが、不思議要素はあります。章ごとのつながりは薄いので、どこから読んでもたぶん問題ないと思います。基本的に主人公は安楽椅子探偵スタイルですが、たまには外には出ます。メンタルヘルス雑学多め。
一章、主人公とヒロインとの出会いの話。
二章、近所の騒音に悩まされる老人の話。
三章、息子の家庭内暴力に悩まされる母親の話。
四章、婚約者の死の真相を知りたい女性の話。
五章、美容整形したがる女子高生の話。
六章、黒猫の幻影に悩まされる男の話。
以下、途中から
※殺人事件はありませんが、不思議要素はあります。章ごとのつながりは薄いので、どこから読んでもたぶん問題ないと思います。基本的に主人公は安楽椅子探偵スタイルですが、たまには外には出ます。メンタルヘルス雑学多め。
一章、主人公とヒロインとの出会いの話。
二章、近所の騒音に悩まされる老人の話。
三章、息子の家庭内暴力に悩まされる母親の話。
四章、婚約者の死の真相を知りたい女性の話。
五章、美容整形したがる女子高生の話。
六章、黒猫の幻影に悩まされる男の話。
以下、途中から
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!心の重さは人それぞれ。どんな相手にも平等に悪辣に。
身体だけでなく、心の病が社会に根付いている昨今の世の中だからこそ、すっと入ってくる作品。
医者、警察、探偵、坊主、神主......悩みを相談したいと思ったら、昔はそういった方のところへと駆け込むのが自然な流れだったのに、今やカウンセラーの元を訪れるのが自然な時代。
そんな時代の変化を感じられました。
こんなカウンセラーがいたら絶対嫌だと思うのに、不思議とそのカウンセリング効果の絶大さに足を運んでしまうクライエントたち。
作品を読む読者も同様に、またとんでもないこと言うんでしょ?と解っていながらついつい続きを読みたくなってしまう。
ウロマ先生にまた会いたいです!
でも、読者が…続きを読む