語り部からして信用できず、出てくる人物が片っ端から怪しく思えてしまう作りに脱帽しました。現代モノであれば荒唐無稽なトリックでも成立してしまう世界観の中でどれだけ納得できる答えが示されるのか楽しみでなりません。推理(推測、妄想)内容は勿論秘めたままで。この事件の結末を知った時、読者は一体何を思うのか……。