とある竜の物語

読者を惹き付ける構成が素晴らしいと思いました。
おとぎ話のような口調で、シンプルに語られる物語。
でも登場するキャラクターたちの思い等はきちんと伝わってきて、共感や理解がしやすかったです。自然と親しみを持ちました。
提示される謎（最初は伏せられていて、後で明らかになる設定）にも興味が引かれ、ページをめくるごとに楽しかったです。
後半は緊張感、迫力に満ちていて、もう竜の側に感情移入していますから、本当に手に汗握りました。
その末に待ち受けていたシーンは本当に心に来ました。あの並べるような描写の仕方、とても良かったです。
まさに「とある竜の物語」。表紙文、謙遜で埋めてしまうのはもったいないです！…続きを読む

文体を始めとして、人ではなく動物を主要に置いたキャラクターや丁寧な描写もあって、物語の力強さが伝わってきます！

“敵”同士のドラゴンと人間。その戦いに読む手が止まりません。

感情移入しやすい私は、行きどころのない怒りが溢れ、そして叫びたくなりました。

語彙力がなく、上手く言えず申し訳ありません！

本当に素晴らしい作品でした…。

詩のようにきれいな文章で、じっくり味わいながら読ませていただきました。
竜の描写、かっこよかったです。バトルシーン興奮しました。
エンディングは、涙腺崩壊注意。
えら呼吸先生、ドラゴンを描く才能すごい！