一緒に過ごす時間を、猫目線、僕目線で見ている、とても静かで優しい物語です。猫にはこういう風に見えているのかな、って思うだけでも楽しいですね。時々クスッと笑わせてくれるようなところもあったり、猫好きにはたまらない様子を、猫側から見るという離れ技(?)を見せてくれたり。 ちょっとだけネタばらしになっちゃうかもですが、猫が僕のおでこに肉球を乗せるシーン。猫好きなら悶えます(笑)。是非。
猫大好きなので、猫という文字を見たら寄らずにはいられませんでした。ふんわりとあたたかく閉じられた空間を感じます。視点が「僕」だったり「猫」だったりするのも、不思議さを増しているのかもしれません。忙しい時にふと窓の外を眺めてふわっと力が抜けるような、そんな作品です。
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