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この距離を心地よいと思っているのは僕だけだろうか。
朝起きると君は僕の傍にいて、夜は背中を触れ合わせて休む。
昼間はどこにいるのか、何をやっているのか、知らない。
一度昼間に君を盗み見たことがあるけれど、君は窓辺の暖かいソファーの上で穏やかな寝息をたてていた。
暖かい太陽の光を浴びながら。
頭を撫でたら起こしてしまって、君は少し不機嫌な顔をしたけれど、それからまた穏やかな眠りに入っていった。
時々は、君と昼間も眠りたいと思うけど、遠くから見てるのもなんだかいいと思ってしまう。
君も僕との暮らしを心地よいと思ってくれていたらいいけど。
こんな暮らしがずっと続くといい。
親友のように、伴侶のように。
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