第11話 絶叫と雄たけび

 まるでバネ仕掛けの玩具のように、真浦の股間から極太バットがぴょこんと出現した。


「どや? なんともないやろ」


 六道寧々に向かって突き出したそれは、雄々しく天を突くかのようにそそり勃っている。


「そない遠くにおらんと、もうちょい近うよって見てみい」


「でも……」


 やり手の女実業家でも一応の恥じらいはあるようだ。頰が乙女のようにほんのり赤く染まっている。


「選手の状態をチェックするのもオーナーの務めやで」


「そ…それもそやね」


 言い訳を与えられて寧々が近づいてきた。


「当たったのはここ?」


 寧々が見たところ、肉棒の裏筋が赤く腫れあがっている。渋川のクロスファイアが直撃したのだ、無事ですむわけがない。


「こんなんツバつけとけば平気や」


「じゃあ、ツバつけてあげるわ」


 寧々が舌をだしてその部分を舐めあげた。


「うお。直接かいな」


「やめましょか?」


 意地悪く上目づかいでいう。もう恥じらいはない。男の勘どころを知り尽くした美魔女のセリフだ。


「つ…つづけてくれ」


 寧々の舌が真浦の肉棒の先端に向かって這い回る。ざらざらが冠状部分を刺激してさらに怒張する。


「相変わらず、う…うまいな」


 舌先で焦らすように鈴口をつつくと、寧々はパクリと喉の奥までくわえ込んだ。

 じゅぽじゅぽと淫猥な音を立てて真浦のバットを味わう。


「う…ア、アカン!」


 真浦はたまらなくなってきた。

 寧々の口からバットを強引に引き抜くと、彼女を抱えて執務机の上に仰向けに寝かせる。

 白のVネックブラウスをたくしあげ、ブラジャーをむしりとる。

 豊満な乳房がこぼれた。まだ形は崩れていない。20代の娘のような若々しい張りを保っている。

 真浦は左手で寧々の乳を揉みしだくと、右手でタックスカートのボタンを外し、ショーツとともに一気にズリ下げる。

 膝裏を抱えてM字開脚させて、寧々のその部分をしげしげと覗き込む。


「い…いやや、そんなにじろじろ見んといて」


「あんたかて、わしのバットをチェックしたやないか。今度はこっちの番や」


 浅黒いアワビに咲いた花びらを丹念に舐めあげ、合わせ目に隠れた陰珠を剥き出しにして口に含む。


「はう! そ…そこよ、そこ。いい…いいっ……!」


「まだや、まだまだこれからや」


 寧々のその部分はあふれでる蜜で水浸しのような状態になっている。

 真浦は股間のバットを花孔の入口に軽く添えただけであったが、吸い込むかのようにのみ込まれた。

 花びらが肉茎に絡みつき、潤んだ奥ひだがバット全体を締めあげる。

 寧々が背を反らし、両足を真浦の胴に挟んでさらなる快楽を求めてくる。


「奥よ…奥まで突いて……!」


 要求にこたえるべく、真浦は寧々の腰を抱え直すとパンパンと音を立てて激しく突いた。


「イクッ! イクイクイクーー! イグーーーーッ!!!」


 寧々は絶叫した。

 真浦は寧々のなかにたっぷり放出して吠えた。


「見てみい、わしのバットはなんともあらへん!

 わしは難波のマラドーダじゃあ!!」



 第12話につづく




























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